359BFは、エドウィンのファーストモデルとして60年代に誕生したモデルです!当時日本にはジーンズに適した生地で納得いくものがなかったのか、エドウィンはこの359BF用に生地をブラジルから輸入しました。その生地は16オンスデニムを使用し、洗った後は立つと言う伝説もありました! また、359BFには、このベルボトムの他にコレクション内にあるストレートとまだ持っていないスリムがあります。 |
写 真 | 備 考 |
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○全体図 シルエットは股上が微妙に浅いものの、脚部は思ったよりも細くありません。すその広がり具合もやや控え目ですので、何やらレングスさえ合えば太目の体型でもいけるベルボトムのような気がします。 ただ、ストレートの359BF同様お尻がタイトです。もうちょっとヒップを引き締めないといけません。(涙) |
○パッチ ストレートの359BFと比べると、書式やサイズの記載など書いてある事が違います。作られた時期による差でしょうか。後日1001も交えて考証する予定です。 取り付け方法はパッチの右端から一度腰帯の上の縫製と一緒にパッチ上部を縫いつけ、そのまま一周してきてから今度はパッチの上部以外の3方を縫う変わった取り付け方をされています。これもBFストレートの一気縫いとは違った取り付けられ方で面白いです。 |
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○タブ タブはEDWINの刺繍のは行ったサークルR付きレーヨンダブです。 |
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○バックポケット ストレートの359BFに比べると、四角に近いポケットです。Wステッチは1本針で縫われていて、幅が所々で歪んでいます。 ポケット裏はチェーンステッチです。 ポケット口の角の補強は表がオレンジ、裏が紺の糸使いによる表閂の補強です。 |
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○センターベルトループ ベルトループの真中はフラットで、盛り上がりは殆んどありません。 取り付けられ方はリーバイスのヴィンテージにあるようにバンザイと呼ばれる腰帯上部を縫う際に一緒にベルト上部を取り付ける縫製で取り付けられています。 |
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○腰裏のステッチ ベルトの上側はシングルステッチで縫製されています! |
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○コインポケット コインポケットの深さはZIPPO一つが縦にちょうど入る位の大きさです。 縫製は1本針による一気縫いです。 ポケット口裏は、レインボーセルビッチと言われる耳が使われています。このジーンズはベルボトムのため、アウトシームは脇割りになっているので、耳が付いているのはこの部分のみです。 スレーキの縫製はほぼリーバイスと同じ縫製ですが、素材がやや厚めのガーゼっぽいです。 |
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○タグ パッチの裏にエドウィンのタグがついています! |
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○リベット リベットはオスの頭を叩いたリベットです!裏は丸みのある無刻印です! |
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○トップボタン 「★EDWIN★S.F.CAL」の刻印の入ったトップボタンです。 Vステッチはずいぶん下にあります。 |
○ジッパー ジッパーはスコーヴィルのカムロックジッパーを使用しています。 |
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○アウトシーム ベルボトムですので残念ながらアウトシームにはレインボーセルビッチはありません。 |
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○生地 16オンスのへヴィーウエイトデニムのこの生地は、強度に優れたタンギス綿を南米ペルーで指定生産し、「ポマードで柔らかく仕上げる」と言う製法で、75ミリ幅の織り機で織られた生地です。 穿いていると重さはあまり感じないものの、身の詰まった生地だなと感じる肌触りがあります。 縦筋も太くそして程よくあり、縦落ちしますと訴える生地です。 |
表示 | 実寸 | |
ウエスト | W30 | 33インチ |
レングス | L31 | 29インチ |
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