ここでは、耳付きと耳無しの両方を紹介させていただきます。505は、551Zの後継として誕生しました。当然551ZXX同様プリシュランクデニムと呼ばれる防縮加工を施されたXXデニムを使用しています。ただ、防縮加工はされていても3%縮むと言う注意書きがあるように、糊付きのモノを洗濯すると縮みます。それにしても、3%以上縮むぞと感じるのは私だけでしょうか。結構縮みます。 |
写 真 | 備 考 |
○全体図 シルエットは同年の501に比べて尻や腿が細く感じ、テーパーもキツめの気がします。ただ、股上は501に比べてこちらの方がやや深いかなと言う気がします。全体図は赤耳使用を撮影しました。 |
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○パッチ パッチは耳付きも耳無しも差異はありません。両方ともティアオフタブが切り取られた跡があります。 |
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○タブ タブにも差異はありません。501と同じレーヨン製でスモールeの赤タブです。 |
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○バックポケット 501に比べて細長いのが特徴のバックポケットです。 もちろん66前期のものはバックポケット口の裏のステッチはシングルステッチです。 |
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○ボタン&ジッパー トップボタンはブロンズ、ジッパーはタロン42オートマチックジッパー使用。この時期の505はそのほとんどがタロン42ジッパーを使用しています。 ちなみに耳付きの505はボタン裏『5』、耳無しのボタン裏の番号は『529』でした。 |
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○注意書き 66モデルだから505にも品質表示の注意書きが付いている。(パッチにもCARE表記があるように、書いてあるから見てくださいとありますしね。) 501の66前期同様、フロントポケット裏に印刷された初期のモノと表示タブが付けられたその後のモノの2種類ある。ちなみに私の所持していた505は、耳付きがポケット裏の布に印字された物で、タブ付きが耳無しだった。しかし耳のある無しで、表示形態が変わると言うことは無い。あくまでも製造年代です。 耳付き505-66のタブの英文全文 1行目 HOT WASH−NORMAL CYCLE 2行目 COLOR WILL BLEED−WASH & TUMBLE 3行目 ALONE SHRINKAGE APPROX. 3% 1973年3月製です。 耳無し505-66のタブの英文全文 1行目 No soak.No Hand wash. 2行目 Hot wash w/detergent. 3行目 Color transfer when new. 4行目 Wash alone before 5行目 waering,Shrinks 6行目 about 3% 裏面の一番肝心な部分が、縫製の真下にあり、残念ながら製造年月が読み取れませんでした。かなり悔しいです。 |
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○サイドシ−ム 505‐66の耳は2本ラインの赤耳です。幅は2.2cmと比較的太めでほぼ均一な幅で分かれています。 ちなみに古着屋を回っていても、505は耳のない物の方が多いような気がします。ちなみにBIG−Eの脇割り仕様では、古いものは白い糸でロックされているモノが多いです。オレンジの糸の方が時代的には新しくなります。 |
●ヴィンテージウエアが買えるお店 |
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