リーバイス　５０６ＸＸ（レプリカ）

　１９１７年、それ以前より製造されていたデニムジャケットにロットナンバーが付くことになった。そのジャケットは５０６ＸＸと名付けられ、５０１ＸＸの上着として１９４７年頃までその生産は続く。一番古い物で確認できるのは１９０５年製の物らしく、そのポケットにはフラップがついていなかった。フラップが付くようになったのは１９２３～１９２８年の間らしい。
　この５０６ＸＸは米国製のフラップ付きの物です。

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　考
	○全体図　生地の触りごこちは５０７ＸＸレプリカと同じに思える。
	○パッチ　縮まない皮製のパッチ。サイズ４４は、Ｌだそうです。日本ではサイズがＳ，Ｍ，Ｌしかそろえられていない。Ｍだと小さすぎ、Ｌだと大きすぎる私のこのけったいな体型にはなじまないサイズ形態にちょっと怒りを感じる。各サイズ取り寄せてください。　（リーバイスジャパン製の売れ行きに響くからなのだろうか）
	○フラッシャー　フラップを上に上げて全体を撮ってみました。英語のミニブックもついてます。、このミニブックによるとこのレプリカは１９３６年モデルと書かれている。
	○タブ　ヴィンテージより太めの刺繍。１９３６年生ならＲを取って片面タブにしてほしかった。　日本製の赤タブにはＲはついていないのに。
	○ポケット　前胸に１つ取り付けられたポケットが５０６ＸＸの特徴。
	○ポケット裏　ポケット口をリベットで補強してある。よく見るとリベットの右上にセルビッチが・・。細かいところの再現をしている。
	○プリーツ　５０６、５０７の特徴と言えばこのプリーツの形状。
	○ボタン　彫りも程よく深く良い感じで個人的に好みだが、ヴィンテージの方がもっと荒っぽい。
	○袖口　リベットで補強されている。ボタンの取り付け位置が、５０７ＸＸと逆になっている。これはヴィンテージも同様です。　（５０７ＸＸと見比べてください）
	○背中のシンチ　個人的には余り良い再現とは思えない。２０１ＸＸもそうだったが、シンチの再現はリーバイスジャパン製の方がまだマシだと思う。これが装備されているのは５０６ＸＸのみ。５０７ではここはアジャスターに変更になっている。椅子などに傷をつけるからだろう。
	○セルビッチ　ピンクラインの赤耳を再現している。裾部分のシングルステッチも再現されている。