50S−XX 501(’60) 501(’50) |
○色の濃さ 右から50S−XX、501XX(’60MODEL)、501XX(’50MODEL)。 一番濃いのは50S−XX。 一番薄いのは501XX(’60MODEL) |
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50S−XX 501(’60) 501(’50) |
○セルビッチ 50S−XX 綾耳 幅2cm 501(’60) 綾耳 幅2.3cm 501(’50) 綾耳 幅2.4cm さすがに3つとも綾耳を再現している。 50S−XXの耳が1番狭く、ラインの色もピンク色で好感の持てる再現になっている。 意外だったのは501XX(’50MODEL)で、幅が一番広かった。 なお、幅を計ったところは裾付近です。 |
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50S−XX ポケット口の広さ 17,2cm 縦の長さ 16.5cm アーキュエットステッチは 黄色糸で深い |
501XX(’60MODEL) ポケット口の広さ 18.2cm 縦の長さ 16.5cm アーキュエットステッチは オレンジ糸で浅い |
501XX(’50MODEL) ポケット口の広さ 17.2cm 縦の長さ 16.5cm アーキュエットステッチは 黄色で普通の深さ |
○バックポケットの検証 数字で見ると50S−XXと501XX(’50)は数値が同じだが、形状は501XX(’50)の方が四角っぽい。 ポケット口が1番広いのは501XX(’60)で、他より1cも大きい。使い勝手で選ぶなら501XX(’60)か。 アーキュエットステッチは50S−XXのそれはちょっとオーバーかなとも思うが、皆さんの好みによるでしょう。(’50)も(’60)も良い感じに再現されていると思う。 |
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○バックポケット裏のステッチ 上から 50S−XX 501XX(’60MODEL) 501XX(’50MODEL) なぜ、501XX(’60MODEL)の裏はチェーンステッチなのか?こだわりをそこまで持たずに再現したとしか思えない。60年代をうたい文句にしているならシングルにすべきだった。 と、今更文句言っても既に製造中止の品だからしょぉがないか。 他の2本はしっかりとシングルステッチを再現している。 |
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○センターベルトループ 上から ・501XX(’50MODEL) ずれていない。 ・501XX(’60MODEL) ずれていない。 ・50S−XX ずれている。 個人的には50S−XXのように50年代のモデルならずれていた方が良いと思う。なぜ501XX(’50MODEL)は、ギャラ入りパッチ仕様なのにループずれを再現しなかったのか疑問である。 501XX(’60MODEL)は、60年代のモデルなのだから、ずれている必要は無い。 |
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50S−XX 縮む皮製パッチ しかしLOTナンバーが印字されていないのはかなり不満だ。 どう見てもs702のパッチの流用に思える。型押しのところがかなりくぼんでいるが洗うと良い感じになるのだろうか。 |
501XX(’60MODEL) 紙製パッチ こいつに対する不満はCARE INSTRUCTIONS INSIDE GARMENT と赤字で印字されているところ。 せめてインクにした方が良かったのでは? |
501XX(’50MODEL) 紙製パッチ 私がとっても気に入っているパッチです。 洗ってくすんで着たらもっと良い感じになるだろうなと思います。 細かいところ見ていけばヴィンテージと違うところもあるが、それはそれとして、こいつはこれで良いと思う。 実は私はパッチフェチではないかと考えさせられる。 |
こんな感じで計った! メジャーはピーンと張りましたよ! |
○尻の太さ 50S−XX 33cm 501(’60) 33.5cm 501(’50) 34.5cm 501XX(’50MODEL)がダントツヒップのゆとりがある。 意外だったのは同じく50年代のXXを復刻した50S−XX。60年代モデルよりもヒップは締まっている。 |
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こんな感じで計った! |
○腿の太さ(ワタリ) 50S−XX 26cm 501(’60) 28.7cm 501(’50) 27.7cm これまた意外な結果が出ました。ケツではナリを潜めていた501(’60)が堂々の太さNO1!太さといい腿の太さの感じからしてこれら3本の中ではかなりゆったりと履けると思う。ただしこれでダボ履きなんてしたらかなりカッコ悪くなると思う。(基本的に腰履きやダボ履きは大っ嫌いです!きれいにジャストでカッコ良く履こうや!) 50S−XXと501(’50)は、そのまんま同じ比率で細くなっていく感じかな。(でも見た目のテーパードさはかなり違う。部分部分の数値でだまされてはいけない。) |
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こんな感じで計った! |
○裾の太さ 50S−XX 21.5cm 501(’60) 22cm 501(’50) 23cm 注目はやっぱり501(’60)!一気に細くなる。501S−XXは全てにおいて一貫して細めだった。 こんな感じでシルエットの参考になりましたでしょうか。 |
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50S−XX 完全につや消し加工されているトップボタン。 その形状はいたって平たんなもので、 XXと比べるともう少しゴツくても良かったなと思う。 Vステッチは深く急な角度なので、 写真を見比べてもわかるとおり 全体を捉えるとこんなに縦長になる。 |
501XX(’60MODEL) ピッカピカの艶ありトップボタン。 形状も平たんに再現されている。 艶がありすぎるのはちょっとですが形状が平たんなのは‘60年モデルだから良いんじゃないかと思う。ボタン横のステッチは‘60年代モデルらしく2本ステッチになっている。 |
501XX(’50MODEL) 艶は消し気味だが完全には消していないボタンを再現している。 形状はこの3つの中では1番ゴツい。 ボタン横のステッチは、角度といい長さといい平均的なVステッチを再現している。 |
50S−XX この平らな隠しリベットには感激した。 リーバイスでお初にお目にかかった平たい隠しリベット。何故今まで丸い形状にこだわっていたのかが、理解に苦しむところである。 |
501XX(’60MODEL) ‘60年代モデルだから当然裏リベットは無い。 |
501XX(’50MODEL) 私の持っているのは向かって左の発売当初の丸い形状の隠しリベット。現行のものは右のような平たいリベットになっている。 平たくはなったが、形的には50S−XXに軍配を上げたい。 なお、写真の平たい隠しリベットは、中心にオスの部分のプレス跡がひどく残っているが、のっぺりしている物もお店にはあった。 |
○腰裏のステッチ 向かって左から50S−XX、501XX(’60MODEL)、501XX(’50MODEL)の順です。 これはさすがに各モデルともその年代を再現している。 |
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○コインポケット裏 左から50S−XX、501XX(’60MODEL)、501XX(’50MODEL)の順です。 これも各年代ごとの再現をされている。 501XX(’50MODEL)のポケットのステッチは赤のラインの真上に縫われている。 ○ついでにコインポケットの口の幅と深さ比べ 50S−XX 口の幅9.5cm 深さ9cm 501XX(’60MODEL) 口の幅9.5cm 深さ8.7cm 501XX(’50MODEL) 口の幅9cm 深さ9.8cm 口の広い60年代モデルは取り扱いがよさそう。 今度、どれが1番100円玉が入るかチェックしてみます。 |