リーバイス 517 66後期(クラシックウォッシュ)


 前にアップしている517-66後期のジーンズに比べて明るい色合いのデッドストックの517をGETしました。生地は糊が付いているので、ウォッシュ加工ではないと思うのですが、こんな青々としたデッドストックもあるのだということを知っていただけると幸いです。
写              真 備              考
  
○全体図
 ケツや腿はさすがにタイトですが、レプリカ系のシルエット重視なタイトさよりは意外と穿きやすいです。
○パッチ
 ティアオフタブ付きの紙パッチです。

 極東リーバイス製でこの様な明るい生地の505Eを持っていたことがあるので、これも極東製かと疑った時もあったのですが、ツーホースマーク下に堂々とMADE IN USAの表記があるので、極東製説はアッサリ却下です。

 以前より所持している517-66前期と後期に付いている黄色い防縮プロセスの説明タグが付いていません。




○フラッシャー
 フラッシャーは66前期物には記載のない『Poket tabs with (R) or LEVIS(R) both represent  genuine LEVIS garments』の記載が右脇に入っています。

 ギャランティチケットには『FOR OVER 125 YEARS』と記載されています。
  ○タブ
 スモールeのレーヨン赤タブですが、この時期のもので丸まっているモノって少ないですね。


○バックポケット
 縦長で中央が絞られているように見えるバックポケットです。赤耳期の形状によく似ています。

 ポケット口はチェーンステッチによる縫製です。
○センターベルトループ
 センターベルトループは中央にセットされています。

 中央の膨らみは全くありません。

 取り付けられ方は後付けです。






○コインポケット
 ポケット口裏は1本針のチェーンステッチです。

 ポケット外周の縫製は2本針による縫製です。

 スレーキには、なにやら目の粗いガーゼのような頼りない生地が使われています。


○品質表示タグ
 1979年8月製の517-66後期になります。

 501では80年を境に66後期と赤耳に分かれますので、この517eはギリギリ66後期に分けられると思います。
  ○リベット
 『−LS&CO−SF』の刻印の入ったメスが銅でオスがアルミのかぶせリベットです。
  

○トップボタン
 プリシュランクのブロンズのトップボタンです。
 トップボタン裏は2で、私の所持する517−66前期と同じです。


○ジッパー
 BIG−Eの時代よりリーバイスのプリシュランク生地のデニムにはお約束のタロン42ジッパーが使われています。
○アウトシーム
 アウトシームの色使いは白糸を使用しています。今度は66後期でこのアウトシームに黄色やオレンジの糸を使用しているものがあったらGETしてみたいです。


○生地
 生地は糊の付いている状態なのに、なぜか最初からこんなに青々としていました。所持している66前期と後期の517のデッドストックとは色合いが全く違います。

 古着屋のホームページなどを見ているとクラシックウォッシュとかその他ウォッシュ加工の名前が付いているところもありますが、当時このようなウォッシュ加工があったのかは調べが付いておりません。どなたかわかる方がいましたらぜひご教授ください。<(_ _)>

縮率です
表示 未洗い時 洗濯後
ウエスト 34インチ 36インチ 洗濯後記載
レングス 36インチ 36インチ 洗濯後記載
(あくまでも素人採寸ですので軽いご参考までに!)

●ヴィンテージウエアが買えるお店
  古着屋RodeoDrive (北海道)
  Ambitious (東京都)
  INSTINCT (東京都)
  ALABAMA WORLEY (東京都)
  T・S・G (新潟県)
  AMERICAN DREAM (愛知県)
  古着屋WOLFROBE 楽天市場店 (長野県)
  カンフル (滋賀県)
  ATOMICWARP (大阪府)
  L.A. BOY (福岡県)



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