リーバイス　７０１ＸＸレプリカ

　現在７０２に品番が変わっているリーバイスジャパン製の３０年代モデルのレプリカです。品番が変わった理由は諸説ありますが、当時下２桁の０１の番号は５０１にしか付けてはいけないと本社からお達しがあったからという説と、７０１という品番はレディースラインの７０１があったので、都合がよくないという説の２説が有力ですが、確認していないので定かではありません・・・。

　簡単にこのモデルの変遷ですが、紙パッチ７０１ＸＸ（印字小さい）→紙パッチ７０１ＸＸ（印字大きい）→革パッチ７０１→革パッチ７０２→革パッチ７０２（耳が綾耳になる）と、大雑把ですがこんな変遷があります。それ以前に存在した「お宝拝借」に掲載中のじごくだんなさんからお借りした７０１布パッチとは系列が外れると思いますので、それは割愛させて頂きます！<(_ _)>

　レプリカに目覚めた頃は、このレプリカはオールドアイテムてんこ盛りで、ただそれだけで喜んで穿いていました！今となっては懐かしい話しです・・・。今穿けと言われても嫌ですけど・・・。

　このジーンズの後継に当たる７０２は2005年廃盤になりました。

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考
	○全体図　股上は普通の深さで、太さはやや太目のシルエットでした。腿から裾にかけてはそのままの太さを保って下りていくパイプドステムです。　かつては５０３Ｂに股リベットとシンチを付けただけのモデルだと悪態をたれられる噂もありましたが、５０３Ｂに比べると若干シルエットは細身ではないかと思います。
	○パッチ　紙パッチで７０１ＸＸの印字の小さいタイプです。もちろん一筆縫いなんて事はなく、後付けです。
	○タブ　１９３６年以降からつけられる赤タブですが、この３０年代モデルをうたう７０１には両面「○Ｒ」付きのタブが付いています。この頃の赤タブは丸まらないと定評がありましたが、なんと丸まっています！
	○バックポケット　先細タイプのヴィンテージらしからぬポケットが取り付けられています。　ポケット口裏はシングルステッチです。
	○センターベルトループ＆シンチ　どう考えても取り付け位置からシンチの形から３０年代当時のオリジナルとは全く違いますが、こんなシンチでも付いているだけで嬉しかった微笑ましい時代が私にもあったんです！！！今は嫌ですけど・・・。
	○腰裏のステッチ　上部はチェーンステッチです！そんな事気にせずに嬉しかった時代が私にも合ったんです！今は嫌ですけど･･･。
	○コインポケット　ポケット口は耳は使われていませんでした！　スレーキ画像に見られるようなスタンプが、このシリーズ（５０２、５０３Ｂ、７０１）には押されていました！
	○品質表示タグ　１９８９年７月製です！懐かしいですねぇ～！私は学生やってました！
	○リベット　リベットはかぶせ式、オスはアルミ製のなんてことない当時の現行リベットが付いていました。こんなところは何も考えていなかったので今となっては微笑ましいディテールです！今買うなら嫌ですけど・・・。
	○隠しリベット　アルミ製の丸い感じの隠しリベットがついています！それでも付いているだけで嬉しかった時代が私にもあったんです！今は嫌ですけど・・・。
	○股リベット　股リベットも当時の現行リベットが使われています！でも情報が稚拙だった時代、これが付いているだけで嬉しかった時代が私にもあったんです！今は嫌ですけど・・・。
	○トップボタン　ドーナツボタンが古い物の証だとカタログでも書いてあり、それを信じてご満悦だった時期もありました！なにげに自分の９年位前にカミサンに買ってもらったレギュラーのリーバイス製カバーオールを見たら同じボタンが使われていたりします(笑)。当然鉄ボタンではなくジンクボタンです。　トップボタン横のステッチの縫製もＶステッチではなく四角いタイプのステッチです！当時はまったく目も向けなかったところです！(笑)いいんですそれでも嬉しかった時代があったんですから！今は嫌ですけど・・・。
	○セルビッチ　思いっきり平耳で幅も２．２ｃｍと広いので、表側に出るアタリはほとんど望めず、じっくり育てて小技を使わないとアタリなんか出なかったです！それでも頑張って喜んで穿いてた時代があったんです！今は嫌ですけど・・・。
	○生地　生地感はムラ糸デニムを使っていると言うだけあって、頻繁に洗濯をしなければ縦落ちはしました。染料はインディゴではく、普通の染料でした。