チペワ エンジニアブーツ(8インチ・黒)


 チペワのエンジニアブーツほどコストパフォーマンスに優れたエンジニアブーツはないと私は思っています。革の厚さ、作りのしっかり具合と値段のつりあいがとてもいいです。レッドウイングのエンジニアブーツ(RW−8270や2268や8280)よりも約1万安く、ウエスコのエンジニアブーツ(BOSS)とは約半値の違いがあるにもかかわらず、なかなかのパフォーマンスです。このブーツがお釈迦になっても次はまたこのチペワのエンジニアブーツを買いたいと思っています。

 しかし、このブーツは私の元に来て幸せだったのかとても悩むブーツです。このブーツは新品をヤフーオークションで安値でGETしたモノですが、穿き始めはいきなり名古屋→大阪アメ村→児島・繊維際への一番最初の地方遠征オフに履いて行かれ、いつもどおり激しく歩いたもんだから私の脚にかなりのダメージを与え、『この糞ブーツ!』と私に八つ当たりの罵声を浴びせられたのが最初のミソ。それからはカビを生やしてしまう事1回、実験でブーツのクリーニング屋さんに運び込まれて革質がなにやら変わって帰ってきてしまったこと1回、土砂降りの大雨の中を何時間も単車で走らされること数知れず(当然ブーツの中まで水浸し)、水洗いはやめといた方がいいという声が体勢を占めるこのご時世に常日頃汚れたり雨にあたったりした時には風呂場でジャブジャブ洗われ、それでも単車に乗る時には「俺様の足を預けられるのはお前だけだ」と単車に乗る時にはこいつばかりを活用され、それはもう我が家のブーツ・スニーカー群にあってこれは酷使と言うに相応しいブーツです。

 でも、何をしてもナニクソといつも変わらぬパフォーマンスを保ってくれているこのブーツが私はいとおしくてなりません。穴が開くまで酷使したいブーツです。

写              真 備              考
○前から見る
 この画像を撮っている今現在ですら、白川郷から帰ってきてずぶ濡れの状態のところを撮影しているありさまです。しかもベランダで…。穿き心地に関しては全く文句無しです。革もたっぷりとオイルを含んで、買った当初は肌に吸い付くような感触すらあったオイルドレザーを使用しています。私のようにスパルタで使い込んでいくと、かなり柔らかい革になります。

 履き心地も足首のベルトをしっかり締めるとなかなか良いフィット感が得られています。
○横から見る
 つま先は2重構造のスチールトゥが装備されているらしいが、そんな事は知ったこっちゃない!ガンガン使い込むだけの私には2重だろうが1重でガッシリしたモノであろうが、頑丈ならそれで文句はナッシングです。こいつは頑丈なのでホント重宝しています。

 防錆効果のあるベルトの金具も、土砂降りではなくとも雨天走行がある私の単車ライフにはありがたいお話です。 ただ、使用していて問題は無いですが、ベルトはやや薄っぺらくて頼りないです。
○型押しを見る
 散々酷使していますがまだ残っていました。でも肉眼で見るとホントもううっすらです。
○タグを見る
 既に消えかかっていて肉眼では読み取れません。タグがつけられているベロの部分も買った当初は真っ黒だったのですが、大分色が抜けて下地の茶が出てきてしまいました。
○上から見る
 上から見たこのルックスが、色々あるエンジニアブーツの中で私がチペワを好む一つの理由でもあるところです。鉄板が入っているつま先とは思えないほどスラッとしています。私は散々言っていますが、ここが野暮ったい物よりもスラッとしたものの方が好きなんです。もちろん単車のギアチェンジの時も、スラッとした形とヴィブラム♯100ほど極厚でないソールとが相まって、スムーズにギアチェンジできます。鉄板入っているからギアチェンジ楽だし…。
○後ろから見る
 だいぶかかとの部分が潰れてきて疲れているような気がします。一度レザークラフトの革の硬化剤使って形を整えてやろうかと、また実験魂のようなスパルタを考えている非情な私です。でもきっとこいつなら耐えてくれる事でしょう。

●チペワのブーツが買えるお店
 ・マンサイヤ
  ・RIO GRANDE
  ・INSTINCT
  ・アポロプラス
  ・Jalana
  ・PRESTON
  ・SPICE BOX
  ・earth-mall
  ・男のこだわり名品館 ZEED
  ・シューマートワールド
  ・SEED DIRECT 楽天ショップ
  ・カンフル


ブーツ・スニーカー等の部



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