クッシュマン ロガーブーツ 2TONE


 このブーツは限定で30足しか作れなかったブーツです。なんでそんなに少ないかというと、クッシュマンのオーナーでもある伊藤さんが納得できる革が、30足作る分の量しかなかったからだそうです。そんな希少なブーツですが私には全然ありがたくないんです。私は人とかぶるのが大嫌いなので、世界広しと言えどもこれを履けるのは30人ですからこの現定足数にはかなり満足です。しかし名古屋の悪友連中はみぃ〜んなこれ買っているのでぜんぜんその希少っぷりを感じる事ができませんし、きっと名古屋に穿いていけば誰かしら履いているだろう事が簡単に予想できるので私が履いて行ってもきっとかぶりまくりです。東京で大人しく履いているしかないでしょう。

 で、このブーツですが、作られる事は前回のロガーブーツをGETした直後にはもう聞いていました。でもその時は、「同じブーツがツートンになるだけでしょ。買いませんよ。」と、たいして期待もしていませんでした。んが、んが、んが、んが、2004年4月に名古屋に行ってDON’Tに立ち寄った際にサンプルが上がってきていたんですよ。そしたらですね、イメージしていたよりもスエード部分の革の色と質感が良いんです。その当時つい3ヶ月前にロガーの黒をGETしたばかりでしたので、まさか購入しようとは思っていなかったもんですから頭の中テンパってしまいました。ある意味ヤラレタァ〜と屈辱を味わいました。

 で、一人で勝手にテンパっているときに伊藤さんは「これ納得できる革が少なかったから限定で30足しか作れんのや。サイズ8は1足しかうちには入らんぞ」と、もの凄い煽りの買い電波を送ってくるし、一緒に行ってたkyo-1さん(同サイズっぽい)が試着しているし・・・・・・。で、テンパっているもんだから「きょ、kyo-1さんは買わないで!俺買うから!」と、わけのわからないことを言いながら予約&前払い。自分で思い返してもつくづくアホやなぁ〜俺と・・・。でもまあ気に入っているのでこれはこれで良しです!
写              真 備              考
○全体図
 画像では伝わりにくいですが、印象がガラッと変わりました。

 黒い部分に使われている革は、前回のホースハイド同様まず茶で染めて、その後に黒で染めた渋なめし(タンニンなめし)の馬革が使われていますが、最初期の上質の馬革よりもややランク落ちするかなと思える表面のナメシが甘そうな革が使われています。なんか表面が微妙にボコボコです。まあ、オールブラックのロガーブーツの革も、初期に作られたものと今売られている物では、革が違いますのでしょうがないです。

 で、茶の部分はスェードの牛革が使われています。馬革の部分は革の着色は前回のロガーブーツと同じですが、革の雰囲気はちょっと違うような気がします。
○外側
 前回のものと形は全く同じなので、やはり馴染むまでは甲の部分がきついです。しかし黒の方は馴染んだらさほどきつくなくなり脱着も楽になりましたので、これもアッパーの革は違えども穿き込んでいくうちに馴染んでくる事でしょう。
○外側の型押し
 前回のロガーブーツでは外側にHORSEHIDEと型押しされていましたが、今回のツートンはスェードのためか型押しは無しです。
○ソール
 ソールは前回のものと同様ヴィブラム社のこげ茶の分割式オイルレジスタント・ソール(ヴィブラム♯700)が使われています。
 今回のこのブーツの納期が送れた理由は、このソールが税関で引っかかっていたからだと聞きました。どこがどう引っかかるんでしょうか・・・。(汗)
 取り付けはグッドイヤーウエルト製法です。
  ○箱
 前回の黒に比べるとクッシュマンのシールが追加されています。他はカラーの表示が違うだけではこの材質をはじめほぼ同じです。

●クッシュマンの商品が買えるお店
 ・アメカジSHOP Klax-on
  ・アット・OT&EmotionalMENS
  ・アースマーケット
  ・INSTINCT
  ・retreat
  ・TAKE OFF
  ・BEAT STYLE
  ・donetti


ブーツ・スニーカー等の部



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