クッシュマン　ロガーブーツ
プチカスタムｖｅｒ．１

　さて、２００４年も中盤に差し掛かろうという言うのにまだ今年の初買いとしてＪＰの表紙を飾っているこのブーツですが、限定３００足（だったと思う）なんですよ！ブーツに使用する革がとてもじゃないけどもう作れないと業者から泣きが入ったようで、もうこの革では作れないそうです。これくらい貴重なはずなのに私の友人である名古屋勢は全員持っているので、名古屋に遊びに行けば誰かしらこれを履いている状況にあるため、名古屋に履いて遊びにいけないのが最大の問題でした（ってのは大げさですが・・・）。

　まあとにかく人とかぶるのが大っ嫌いな私は、購入当初から伊藤さんに「大変ご無理を言いますがこのブーツに使っている革の切れ端をほんの少しで良いので分けてください」と、かなりの無理を言って拝み倒し、ブーツをＧＥＴして３ヶ月たった後にようやく分けてもらいました。その大きさ縦１２ｃｍ×横８ｃｍを２枚（もちろん切れ端なので長方形等の整った形はしていない）です。

　これで何を作ろうと思ったかと言えば、ファルスタン（泥除け）です。私が知っている限りではレザークラフトをしている名古屋勢はただ一人！その方が思いつかないでいれば、このロガーブーツと同じ革を使ってファルスタンを切り出すなんて事をしでかすのは私だけのはず。そう、名古屋広し、名古屋勢皆このブーツ持ってると言えども、ファルスタン付きは私だけになるはずなんです。

　・・・・・・・・・・・と言う、とってもくだらない意地っ張りだけでこれ作ってみました。自分でも呆れ果てるくらい馬鹿ですが、アントニオ猪木さんも「馬鹿になれ」と言ってますので遠慮なく馬鹿にならせて頂きます。でもってこれで安心して名古屋に履いていけます。

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考
	○モデルとしたのはこれ　モデルとしたのはウエスコのファルスタンです。ホワイツのファルスタンは、ベロの部分が横一直線で個人的には好きな形ではないので、ベロに丸みのあるウエスコのファルスタンをモデルにしました。こんな使用中のファルスタンでも役に立つモンです。
	○厚紙にトレース　やり方はいたって原始的に厚紙の上にウエスコのファルスタンを乗せて、縁を鉛筆でなぞっただけです。
	○型紙を切り出す　厚紙にトレースしたものを線に沿ってできるだけ綺麗に切り出します。　画像汚くてごめんなさい。白いバックに白い型紙置いちゃったので、わかりやすくするにはこんな画像しかできませんでした。撮り直せって？そんな心の余裕今の私にはありません。後日撮り直す気になったときに撮り直すのでご勘弁を。
切り出したもの　　　　　　ウエスコ	○革から切り出す　とりあえず革の切れ端に型紙を宛て、同じものを二つ切り出しました。左が切り出したファルスタンで右がウエスコのファルスタンです。革の切れ端の縦の長さが足りなかったのでそのまんま同じ大きさに切り出す事はできませんでした。
	○さあ取り付けです　この一瞬がやっぱり緊張します。　前もってウエスコのファルスタンをロガーブーツに取り付けて、原寸で切り出してピッタリ合う事は確認済みでしたが、それでもやっぱり取り付けるときはドキドキしました。他にも長さが足りなかった影響は何もないだろうかとかの心配もしていましたし・・・。　でもそれは杞憂に終わったようで、取り付けてみるとやや大きいかなとも思いましたが、履いてみるとそんなに気にならないし、気に入っている細身のシルエットもそんなに崩していなかったので本当に安心しました。　ただ、切れ端の方がロガーブーツ本体の革よりも若干ナメシが甘いようで、表面が粗いです。　まあとりあえずこれで私のプチカスタムｖｅｒ．１完成です。これで名古屋勢ともかぶる事はあるまい。・・・・・・・・・って、基本は同じだって事がわかってない？(笑)