ウエアハウスのカジュアルラインと言うか、ウエアハウスがコテコテのヴィンテージをしっかりと復刻させようとするアメカジなら、こちらは気軽にヴィンテージライクな服を楽しもうってメッセージを送っていそうなラインの印象を受けます。中古加工にも力を入れていますよね! この27001XXは、50年代後期(55年タイプのXX)の501XXをベースに、ウエアハウスほどの本気度は無いものの、アメリカ綿を使った生地や、総綿糸による縫製等、そこはウエアハウスらしくまとめられているジーンズだと思います。 |
写 真 | 備 考 |
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○全体図 ちょうど時を同じくしてアップロード作業中のウエアハウス児島パッチの1001と穿き比べてみたところ、腿やふくらはぎ等を約1cmくらいこちらの方が細くした感じのするシルエットです。私の太い腿ではあと2cm細かったらピタピタになるところでした。(ブルブル) |
○パッチ あのウエアハウスがどうしちゃったのかと初めて見たときは動揺すらしてしまったデニムラグドールのメルヘンチックなパッチデザインです。 パッチの素材は紙パッチで、取り付け方は腰帯との一気縫いです。 |
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○バンダナ フラッシャー代わりでしょうか、バンダナが付いています。たぶん私はタンスの肥やしにしてしまうと思うデザインですが、レザーのトートバッグでも作ってその内張りに持ってこようかとも考えたりしています。 |
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○タブ 表から見えるところに『WORKS』、裏に『DOUBLE』の刺繍が入った、レーヨン製赤タブです。DOUBLEが表に来なくて良かったのかなとちょっと考えたりもしましたが、細かい事はまあいいでしょう。WORKSを表に出したかったと思い込みます。 |
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○バックポケット 50年代後半のXXをモチーフにしている割りには、微妙に縦長のバックポケットです。この辺にあまり本気度が感じられないと言うかウエアハウスらしくないと言う気がしなくもないですね。 ポケット口はシングルステッチによる縫製です。 ポケット外周の縫製は内外一気縫いです。 アーキュエイトが途中で擦り切れているような加工がされています。 裏から見ると、下糸が切れている部分を飛ばして次の縫ってある所まで飛んでいます。これの縫い目を見ると、2本針ではなく1本針で別々に縫っているような気がします。 |
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○センターベルトループ 左側にオフセットされて取り付けられているセンターベルトループです。 中央の膨らみはさっすがウエアハウスです。モッコリポッコリしています。 取り付けられ方はバンザイと呼ばれる縫製です。 |
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○腰裏のステッチ 上部はシングルステッチです。 |
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○コインポケット ZIPPOを横に入れて2・1/4個も入ってしまう大きさのコインポケットです。かなりでかい! ポケット口裏には耳が使われています。 ポケット外周の縫製は1本針による内外一気縫いです。 スレーキを見るとわかるのですが、この生地茶の染料で染められております。色が落ちてくると茶系の労働着風の色落ちになるか、それとも洗濯でこの染料も落ちるのか! |
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○タグ タグのようなモノは、このサイズ表記のタグだけでした。 |
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○リベット 『D.W.&CO.−O.S.−』の刻印の入った被せ式で、表のメスが銅、裏のオスがアルミのリベットです。 |
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○隠しリベット こちらも『D.W.&CO.−O.S.−』の刻印の入った平たいタイプの銅製オリジナルリベットを使用しています。 |
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○トップボタン 錆加工も素晴らしいダブルワークスオリジナルの鉄ボタンが使われています。さすがウエアハウスです。このダブルワークスのラインにも鉄ボタンを使うとは・・・。 |
○セルビッチ 耳幅約1.8cmで、細いとこ太いとこ混在の綾耳です。耳のラインは少し茶で染まっているので見にくいのですが、ウエアハウスの耳のラインよりも黄色っぽい糸のラインの綾耳です。 |
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○生地 あまり私は好きでない茶で二次的に染められているデニムです。中古加工の中でも一番気に入らない姑息な加工(と言うか染め?)だと思っています。こんな事しないで中古加工できないもんですかね?裏から見ると全体が茶で気分悪いです。 そしてさすがウエアハウスと言いましょうか、染めの浅さはさすがです。穿き込んでいけばすぐに色落ち結果は見えてくるでしょう。 |
表示 | 加工済み | |
ウエスト | 34インチ | 34インチ |
レングス | 表示なし | 32インチ |