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エイトＧ０１

　ジーパンセンターサカイがリリースするオリジナルジーンズ『エイトＧ』の１ラインで、作りのわりにかなりお手頃価格なゼロシリーズの０１です。

　このジーンズに飛びついた理由は３つ。
　・値段（＝税込７，９００円とお買い得）
　・ＣＡＮＴＯＮのデッドストック生地を使用（＝まさか初期キャントンのデッドストック生地ではないだろうが、
　　第２期、第３期のどの生地だろうか興味あり）
　・廃番品（＝無くなる前に買っておこう）

　と言うことで、３日間購入するか迷いましたが、結局値段が安いので懐も痛まなかったからお買い上げしました。しかも店頭で購入して裾上げすると有料なのが、楽天の通販なら無料とのことだったので、裾上げの長さを指定して楽天で購入。ここ半年くらいメイン穿きを決めずに色々なジーンズを穿いていたのだが、裾上げまでしてのお買い上げを見ての通り、穿く気満々で購入しています。去年の年末まで２年ばかりフーパーのショップオリジナルジーンズを穿き込んでいましたが、またメジャーどころから少し外れたものがメイン穿きになりそうです。

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考

○全体図　シルエットが６６モデルの復刻と書いてあったので、ＸＸ体型な私は通常より１サイズ大きいサイズを購入しました。　現物の全体像をマジマジと眺めると、腿から裾までほぼ同じ幅の所謂パイプドステムなのがわかります。股上も普通の深さのようで、ここ数年主流になりがちだった股上が浅いということもなく、本格的なレプリカのシルエットが期待できます。　穿いてみたところ、色々なブランドで言われる６６モデルにありがちな極端に細かったり股上が浅かったりということがなく、むしろ腿から裾までのパイプドステムっぷりは、私の大好物なＸＸタイプのシルエットにも通じるものがあります。ですので、最近レプリカジーンズを穿き始めた方が細身のシルエットを期待して購入した場合は、ガッカリする可能性があります。私は好きなシルエットですけどね。　シルエットは６６モデルを復刻したと謳っていますが、各所のパーツはこれから下に画像を掲載していきますが、ディテール的にはＸＸモデルを踏襲しています。
	○パッチ　エイトジーのオリジナルレザーパッチです。ゼロシリーズの証として、パッチに大きく０の印字があります。　パッチの取り付け方は後付けです。
	○フラッシャー　フラッシャーは付いていませんが、ダンボールに印字された紙タグと簡単な説明の紙タグが付いています。　ダンボールの紙タグは、カッターで１つ１つ切ったと思われるハンドメイド感がたまらないです。ただのダンボールに印刷されているだけなのに、とっておきたい気持ちになります。
	○タブ　『８Ｇ』の刺繍が両面に入ったレーヨン製白タブが使われています。
	○バックポケット　バックポケットの形は明らかにＸＸを意識した形になっています。ただし、私はこのくらいの形とステッチが好きなので非常に満足しています。　ポケット口はシングルステッチによる縫製です。　ポケットの外周と内周の縫製は別々の縫製です。
	○センターベルトループ　左側にオフセットされるＸＸタイプのディテールです。　中央の膨らみはほとんどありません。　取り付けられ方は後付けです。
	○腰裏のステッチ　上部はシングルステッチです。
	○コインポケット　前ポケットの幅に比べて細身のコインポケットです細身のコインポケットです。容量はＺＩＰＰＯ１つを縦に入れて、やや余裕のある容量です。例えるなら穿いた時にちょうど出し入れしやすいくらいの大きさです。　ポケット口裏には耳が使われています。　ポケット外周の縫製は２本針による縫製です。
	○品質表示タグ　ロット８０１のタグが付いていますが、８０１も６０年代の６６モデルのシルエットですので、シルエットはマンマ８０１と同じなのでしょうか。８０１を持っていないのでよくわからないです。まあ、その辺でコストダウンを図っているかもしれないですね。
	○リベット　表に『★ＥＩＧＨＴ－Ｇ』、裏に『ＹＫＫ－ＹＳＦ－』の刻印が入った銅製オリジナル打ち抜きリベットが使われています。　このお値段で汎用品を使わない心意気は素晴らしいと思います。
	○隠しリベット　若干安っぽさを禁じえない汎用っぽい無刻印の隠しリベットが使われています。
	○トップボタン　トップボタンもフライボタンも『★ＥＩＧＨＴ－Ｇ★ＳＡＫＡＩ　Ｃｏ．ＬＴＤ』の刻印の入ったオリジナルボタンが使われています。ボタンの刻印の雰囲気も汎用っぽさがなく、良い感じだと思います。　Ｖステッチは６６モデルにはあまりないディテールですが、このジーンズはＶステッチです。　鉄製ではないので磁石を近づけても付きませんでした。
	○セルビッチ　耳幅平均１．９ｃｍ、比較的均一な幅の綾耳です。　ラインはやや太めの赤です。
	○生地　ジーパンセンターサカイの説明では『天然藍染めの青い雰囲気を表現。「CANTON」のデッドストック生地を使用。』と書かれておりますが、ワンウォッシュの状態では良い意味で天然インディゴっぽさはなく、やや黒みがかった青い染めになっています。　生地の綾目は縦筋が細く出てきそうな、懐かしい生地です。最近この感じの生地感がたまらなく好きです。　また、キャントンのデッドストック生地を使っているとのことですが、私の持っているキャントンの５０４と耳の雰囲気はよく似ています。しかし、裏にＣＡＮTONの印刷がなく、私の持つキャントン５０４が結構色落ちが進行しているため、生地の風合いの比較ができないので、５０４のデッドストック生地を使っているのかははっきりとわかりませんでした。　ちなみに私の持つキャントンのデッドストックの生地には、裏にしっかりとＣＡＮＴＯＮの印字が打たれています。
	●無料裾上げ　左右の裾上げの始点・終点です。タダなので文句は言いません。