フルカウント 1101(初期型)


 このジーンズは今の竜が向かい合っているパッチデザインになる前のパッチのフルカウント初期型の1101です。現行1101を持っていないので比較のしようが無いのですが、これをご覧になっている方で現行1101をお持ちの方は興味がありましたら見比べてみてください。
写              真 備              考
 

○全体図
 こんなに太くていいんでしょうかってくらい骨盤から下がとんでもなく太いです。フリマでGETしたときからかなり丈が短いので、夏場専用ジーンズとして活躍しています。
○パッチ
 薄っすらと『FULLCOUNT OVERALLS』と印字が残っています。どう見ても文字だけで、現行の竜はどこにもいません。

 パッチの取り付け方は後付けです。
○タブ
 表にサークルRの刺繍の入っただけのシンプルなレーヨン製片面タブが使われています。

 しっかり丸まっています。




○バックポケット
 50年代っぽい四角っぽいシルエットのバックポケットです。

 ポケット口はシングルステッチによる縫製です。

 ポケットの外周と内周の取り付けは別々の縫製になっています。
○センターベルトループ
 上部は中央に、下部は左側にオフセットされています。

 中央の膨らみは全くありません。レプリカジーンズが出始めた頃ってベルトループの中央にふくらみがあるジーンズなんてなかったですよね。懐かしいです。

 取り付けられ方は後付けです。
○腰裏のステッチ
 上部はシングルステッチです。






○コインポケット
 大きさはZIPPOを横に入れて1個半入る程度のやや大きいコインポケットです。

 ポケット口裏には耳が使われています。

 ポケット外周の縫製は1本針による一筆縫いです。

 スレーキ側から見ると、1箇所特徴的な縫製をしている部分を見つけました。
  ○リベット
 なんと無刻印の銅製打ち抜きリベットが使われています。天下のフルカウントとしてはかなり意外だと感じましたが、レプリカが出始めた頃ってこんなリベットのジーンズをよく見ました。
○隠しリベット
 こちらも無刻印の台形銅製隠しリベットが使われています。

 昔はこんな汎用パーツを使っていたんすね。
  

 
○トップボタン
 『★FULL COUNT CO..LTD★OSAKA』の刻印の入ったアルミ製トップボタンとフライボタンです。

 Vステッチは鋭角で深めです。
  ○セルビッチ
 耳幅2.1cmの綾耳です。

 耳の幅は比較的均一な幅の綾耳です。

 ラインはピンク色です。




○生地
 この頃からジンバブエコットンを使用しているんですかね?持っている0105と比べてもなかなかの柔らかさがあるデニムです。色落ちもさすがフルカウントと言う感じで自然な縦筋が出ています。

●フルカウントのジーンズが買えるお店
  Snipe(宮城県)
  PIRATES(宮城県)
  VERY(群馬県)
  ベアーズ (東京都)
  INSTINCT (東京都)
  アースマーケット (千葉県)
  SHOOTING-GALLERY (新潟県)
  カンフル(滋賀県)
  カインド(滋賀県)
  ナチュラル スタンダード 芦屋 (大阪府)
  カインド楽天市場2号店(岡山県)
  デニムスタイルREMIX(岡山県)
  BLUE BEAT (福岡県)



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