HOT ROD GANGSTER 大戦モデル


 このジーンズは横浜にあったアポロプレイスと言うショップのオリジナルジーンズだそうです。さざなみ通信のぷぅさんより「ダンナ、某ショップに安く出てまっせ」との連絡を受けて、ぷぅさんより簡単なこのジーンズの説明をメールでいただき、『とりあえずショップオリジナルなら買いだ!』と現物も見ないまま即買いをお願いしました。コレもまた父親が病に倒れて死にかけていた最中(2006年2月、何故か緊急入院時はもう駄目だってくらい死にかけていたのに3日で退院、1週間もすると奴は平然と仕事していた・・・、って時)に購入してしまった一品として親不孝アイテムのレッテルを貼りつつ大切にコレクションしたいと思います。ぷぅさんありがとうございました。<(_ _)>
写              真 備              考
 
○全体図
 糊がまだバリバリの状態なので穿いてみたところで全体がダボダボで何ともいえませんが、尻も脚部も太目のシルエットだと思います。
○パッチ
 このジーンズのためのブランド名『HOT ROD GANGSTER』と、ショップ名『APOLLO PLACE』をなかなかゴージャスにデザインした革パッチです。

右上にはシリアルナンバーが印字されています。何本限定で作ったのでしょう。

 パッチの取り付け方はウエストバンド上部を縫製する際に一緒に縫ってしまう一筆縫いです。
   ○タブ
 このタブは殆どの方がご存知ではないでしょうか。『GENUS』の刺繍の入ったレーヨン製片面タブが使われています。どこが作ったか一目瞭然です。




○バックポケット
 ポケット右側の内側縫製のカーブがとても特徴のあるバックポケットです。大戦モデルですがペンキステッチはありません。

 ポケット口はシングルステッチによる縫製です。

 ポケットの外周と内周の取り付けは一筆縫いになっています。
○センターベルトループ
 ベルトループは中央にセットされています。大戦モデルに良く見られるベルトループの太さではないですね。

 中央の膨らみはほのかにあります。洗った後にもうちょっと膨らんできそうです。

 取り付けられ方は後付けです。ウエアハウスも初期モノではこのような縫製だったんすよね。
○腰裏のステッチ
 上部はシングルステッチです。






○コインポケット
 大戦モデルですのでポケット口の補強のリベットは付いていません。容量はZIPPOを横に入れて2.5個も入る大容量コインポケットです。500円玉を詰めていったら何万円分溜まることでしょう。

 ポケット口裏には耳が使われています。

 ポケット外周の縫製は1本針による一筆縫いです。

 残念ながらスレーキは大戦モデルらしからぬ普通のスレーキが付けられています。

 その代わりと言っては何ですが、左ポケットのスレーキにパッチと同デザインのプリントがされています。こちらにもシリアルナンバーが打たれています。
   ○リベット
 表は無刻印のユニバーサル製打ち抜き銅リベットが使われています。
○隠しリベット
 平たいタイプのユニバーサル製隠しリベットが使われています。
  

 
○トップボタン
 トップボタン、フライボタン共に鉄製の月桂樹のツープロングドーナツボタンを使用しています。

 Vステッチは普通の角度と深さです。
○比翼裏の処理
 対戦モデルですが、残念ながら比翼の処理されちゃっています。これを作っているところの初期の大戦モデルもこんな感じでしたので致し方ないと言えば致し方ないと言ったところです。
  ○セルビッチ
 耳幅1.6cmで比較的均一な幅の綾耳です。

 ラインは朱赤色です。この色のセルビッチを使っているのはウエアハウス初期のものですね。


○生地
 まだ洗ってもいないので何とも言えません。ただ、初期の生地を使っているのであれば横落ちはしないと思います。児島パッチの頃の生地もどっちかと言うと好きな私ですから、個人的には安心できる生地です。

縮率です
表示 未洗い時 洗濯後
ウエスト 34インチ 37インチ 洗濯後記載
レングス 34インチ 35インチ 洗濯後記載
(あくまでも素人採寸ですので軽いご参考までに!)
レプリカジーンズの部



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