MOM&POP ウールライダースジャケット


 バイカーにはおなじみのMOM&POPから2006年ごろにリリースされた背中にチェーンステッチの刺繍の入ったウールライダースジャケットです。これを購入する前、2007年に第二回生存確認会が開催されたのですが、その翌日の町田オフの際に、ぷぅさんが赤チェックのウールジャケットばかりチェックしていて、しかも確かそのときは赤チェックのウールジャケットを着ていたにもかかわらず、似たような50年代のヘラクレスかなにかのウールハンティングジャケットを購入していました。私はそれまで赤チェックのウールジャケットは持っていなかったので、とりあえず頭の隅に良いのがあったら買ってみようと思っていたところ、ブラリと立ち寄った横浜のジャンキークラシックスさんでこれを見つけて、試着をしてみたら良い感じだったので即お買い上げとあったものです。購入の際は『ふふふ、いつかこれでぷぅさんと赤テック被りだ…』と目論んでいたのですが、結局このライダースジャケットを着てぷぅさんの前に立ちはだかったことはまだ一度もなし。その後に購入した50年代のヴィンテージの赤チェックなウールジャケットで参戦した2008年生存確認会でようやくぷぅさんと赤チェックコンビとなることができました。そう、このウールライダースジャケットを購入後、立て続けに合計3着も赤チェックなウールジャケットを購入している馬鹿者は何を隠そうこの私です。まあ、そんな私に感化されて立て続けに赤チェックなウールジャケットを2着も購入したリューノさんって人もいるんですが…(笑)。
 みんなぷぅさんに感化された仲良し赤チェックつながりってことで…。
写              真 備              考
○全体図









レザーだといかついWライダースジャケットも、
ウールになると赤の暖色系とも相まって温かみのあるおしゃれなショートコートな雰囲気になります。
着た感じはアームホールがややタイトめに感じる以外は普通のシルエットだと思います。


○首回り
 上までザックリ閉めると首周りが非常に窮屈なのは私がファットガイだからであることは公然の秘密として、これなら単車に乗っても首から風の流入は無くてヨサゲです。
 エポレットはありませんが、ウールの場合は付いていない方がシンプルにまとまって良いと思います。
○パッチ
 襟首にMOM&POPのネームタグが付きます。


○品質表示タグ
 表は上からプロダクトコード、サイズ、素材表示、洗濯表示があり、裏に社名、電話番号の記載された品質表示タグが付けられています。




○ポケット
 ポケットは豊富です。まず胸に一つ、これはまあ普通です。しかしハンドポケット部にフラップつきが左右に1対、そしてその真下に斜めにカットされたハンドポケットが1対あり、合計5ポケットになっています。
 個人的にこのフラップの形がお気に入りです。
○ボタン
 ポケットのフラップを閉めるボタンはーMOM AND POPーMOTORCYCLE GARMENTSの刻印入りの見た目もかっこいいボタンが付けられていて手抜きがありません。
 

 

 
○ジッパー
 ジッパーはririのジッパーが使われています。私はririのジッパーはこれが初体験だったのですが、評判どおりなかなかデザインの良いジッパーです。まず持ち手がオシャレ。そしてヴィンテージの鳩目ジッパーを意識したようなジップエンドの形状(実際は留めを打ち込もうと思えば打ち込めます)や、角ばってはいますがコの字留めのようなスライダーのストッパーなど、ヴィンテージ好きも思わずクスッと笑ってしまうような遊び心です。


○袖の仕様
 袖はベルトで閉めれば風の流入を防げます。




○背中
 一番目立つのはやはり『Sun Fernande Raceway Drag Racing 133.00/10.67』とチェーンステッチで刺繍された文字ですが、個人的に好きなのは腰のプリーツです。この作りは主に50年代より前のウールジャケットに良く見られる作りで、ここがフラットな一枚布になっているよりもミテクレが良くウエスト部分を絞ってシルエット的にも良くなります。

●MOM&POP取扱店です
  PIRATES(宮城県)
  STAX CLOTHING(千葉県)
  BOTH21(愛媛県)
  LAHAINA(三重県)



レザー&ウールジャケット等の部



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