このモデルは第1期のサイクルチャンプを復刻したものです。2003年代官山のマッコイで旧マッコイの商品を半額セールしていたので、とうとう購入しました。マッコイと言えばBUCOのライダースが人気ですが、私はこのサイクルチャンプの襟の大きさが好きなのでこちらを選びました。 しかしこれかっこいいライダースなんですが、私にとってはなぜか鬼門のようで、これを着て初めて出かけた2003年第1回白川郷遠征ツーリングでは土砂降りに遭い約10時間もの間豪雨の中を約1000kmずぶ濡れになって走破され、次に着て出かけたつくばのフラットヘッドの展示会では、帰り道に車線変更するとどこまで動くか危なくてしかたないくらいの横風に煽られたりと、なんか私やツーリングと相性良くないです(笑)。と言う事で買ったはいいもののまだ片手で数えられるくらいしか着られていないライダースですが、最初の白川郷の土砂降りのせいで、3年は着込んだ感じになってしまっています。 |
写 真 | 備 考 |
○全体図 着た感じではアームホールは若干細めの感じがしますが、ボディは私にちょうどいいです。アームホールが細いのも腕から風が入ってこないので単車に乗る時には都合がいいです。 袖が私には長めですので、ジャストで着るには175〜180cmくらいの人にいいのかもしれませんが、これまた単車に乗って腕を伸ばす時には丁度良くなりますので私には好都合です。 また、最初の白川郷に行ったときに土砂ぶりにあったせいで既に袖やジッパーの縁などにはアタリが出ています。まあそれを差っぴいてもアタリの出やすい革を使っているのかなという気がします。 |
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○エポレット エポレットにはサイクルチャンプ独特のスタッズがついています。また、このエポレットは完全にボディに縫い込まれているので、他のライダースのエポレットのようにここ掴んで事故った人間を引っ張り出せるような機能は備えていないです。 ちなみにエポレットの色はボディの黒に近いのでパッと見気付きませんがダークブラウンです。 |
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○パッチ オールドタイプのハーレーのパッチとホースハイドの表示タブ、サイズタブ、マッコイのタブが襟首についています。 |
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○品質表示タグ タグとして備わっていたのは、この生産国表示だけでした。ニュージーランド製です。 |
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○ポケット 非情にわかりにくいですが左前身頃についているDポケットに使われている革の色はダークブラウンです。Dポケット上のマッチポケットは黒です。 右前身頃にも四角いフラップ付きのポケットが備わっていて、前から見た印象をゴチャついた物にしています。個人的には嫌いじゃないです。 また、フラップを開いてみると、ポケット口には50年代までは良く見られたディテールである鳩目の補強がしてあり、オールド感を出しています。 フラップの上の角にはサイクルチャンプ独特の3つの玉が連なったようなスタッズが打ち込まれています。 |
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○裏ポケット 左前身ごろの裏には裏ポケットが付いていますが、Dポケットとこの裏ポケットに物を詰めるとそれはそれは左腹部に物凄い圧迫感を感じますので全く使っていません。実用的にここに付いているのははいかがなものかと思いますが、オリジナルはどうなっているんでしょう。実物を見たことが無いのでちょっとわかりません。 |
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○ジッパー フロントジッパーはタロンの扇形ジッパーが使われていて、ツマミは小さく3連スタッズ付きの物が気持ち程度つけられています。この大きさですが、グローブを付けたままジッパーの上げ下げをしても操作性に不具合はないです。 ジッパーエンドの部分ですが、腰帯の長さが左右で違います。これは一体・・・。 Dポケットのジッパーにはタロン製のボールチェーンのジッパーが付けられています。 |
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○袖の仕様 袖のジッパーもフロントジッパーと同様タロンの扇形ジッパーがつけられています。 |
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○バックルとベルト バックルは独立ダブルピンを再現しています。 ベルトは真後ろ中央にハーレーのロゴの型押しがあり、両サイドには鳥をモチーフにしたデザインが型押しされている。 このベルト滑りが良すぎてベルトを留めずにダラ ダラさせているとバックルの重みで簡単に滑り落ちてしまいます。うむむ・・・いつか無くしそう・・・。 |