ねぷたジーンズ

このジーンズは青森県弘前市にあるブレイブリーのオリジナルジーンズ（XXタイプ）です。

　ご当地ジーンズ好きとして以前より欲しい欲しいと思っていたこのジーンズですが、私は東北と縁が無いらしく、北へはスキーで行った蔵王が北限で、青森なんて一生かかっても行くのかなと不安でいました。そんな時、２００４年９月に仙台でJP仙台オフを開催する事になり、高速バスを調べてみたら弘前⇔仙台間に片道４時間の高速バスを発見！東京から夜行バスで青森に出て、青森から弘前までJRを使いブレイブリーでお買い物すれば、その日のうちに仙台へ到着できるじゃんとワンダフリャァ～な企画を考えた私は早速時刻表をチェック＆実行！
≪朝８時に青森に到着≫→≪８時１０分発のバスに乗って三内丸山遺跡観光≫→≪９時５７分発のJR奥羽本線特急かもしかに飛び乗る（これを逃すと次の電車まで１時間２０分待たされるので、弘前でブレイブリーにじっくり滞在できる時間が無い）≫→≪１０時２６分弘前着≫→≪さくらの近辺で昼飯食ったりと寄り道しながらもひたすらブレイブリーを探す、途中道に迷って元青森県民のNOMARK　PLUSのぶ～さんに「ぶ、ぶれいぶり～どこにあるの？」と、泣きの電話を入れる。≫→≪１２時１０分ぶ～さんのアドバイスのおかげでブレイブリー発見！≫→≪看板を見たら１３時OPENの立て札が・・・（涙）。１４時の高速バスに乗らなきゃいけないのにと大泣きして近くの酒屋さんへ。（青森を偲ぶバス内及び、宿での晩酌用の酒の買い出し）≫→≪寂しくブレイブリーの前に立ち尽くしているところをお店の人に見つけてもらう。「１３時まで開きませんか？」と聞くと、「もう少し早めに開けられますのでもう少しお待ちください。」との温かいお言葉。≫→≪１２時４５分ブレイブリー開店（お店の方本当にありがとうございました！（感涙））。店内の物色及びねぷたジーンズ捕獲成功≫→≪何と裾上げ５分で完成！東京都内のショップでもこんなに早い裾上げ時間は今までナッシング！≫→≪１４時無事仙台行きの高速バスに乗車≫→≪１８時仙台に無事到着≫
と、結構時間との戦いの旅を終えて仙台までやってきたのでありました。

　それにしてもブレイブリーの店員さんの裾上げの手際の良さには驚きました。裾上げの位置を試着室で指定して、そこから５分で出来上がりです。しかも時間が早いのに丁寧な仕事なんですよ！これには時間の心配をしていた私も感動しました！素晴らしい仕事です！客もいなけりゃ裾上げ依頼のジーンズも無いのに『少しお待ちください』なんて言ってる東京のショップにもぜひ見習わせたいです！

　と言う事で、仙台への寄り道で寄ったわりには、実に内容の濃い思い出を残した青森→弘前珍道中でした。なかなかこんなに時間カツカツの旅はできませんよ（笑）！いい思い出になりました！今度は田酒の大吟醸を求めてゆっくりと旅をしたいですね！あと、弘前に行ったのに弘前城を見ていないし、青森では三内丸山遺跡しか見れなかったので子供の頃から怯えていた恐山も行ってみたい！・・・・・・あれ？ジーンズの旅じゃないじゃん・・・（汗）。

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考
	○全体図　ウエアハウスの１００１と比べると腿が少ぉ～し細いかなと思いますが、穿いていて伸びると殆んど変わらないシルエットになります。
	○パッチ　ツッコミどころ満載の鹿革パッチですが、まず店名はもうブレイブリーに変更されているんですからワンダラーオリジナルって印刷はいかがなものかと（笑）。そして津軽男爵工房、作ってるのはウエアハウスでしょう。でもまあいいです。その方がご当地ジーンズっぽいですから。と言う事で、突っ込んではいますがこのパッチのデザインは私は嫌いではないです！むしろ好き！　ＮＯ．４はワンダラー４弾目のオリジナルジーンズって事らしいです。　パッチの取り付け方は腰帯を縫う際に一緒に取り付ける一気縫いです。上部は同じ針穴に再度針を通す生真面目な縫製がされています。
	○タブ　ちょうど折り目のところに『津軽』と刺繍されたレーヨンタブが付いています。普通だとＮＥＰＵＴＡとか入れたくなっちゃう所でしょうが、なかなかご当地ジーンズとしていいタブしています！
	○バックポケット　もうね、この馬鹿馬鹿しさが大好き！お日様出ちゃっているんですよ！この馬鹿馬鹿しさがかなり気に入っているので、お日様抜こうか抜くまいか非常に悩みます（笑）！こんなバックポケットのジーンズ穿いている人をまだ見たことが無いので、先駆者になってみたいです！街歩いていたら指差されて笑われるんだろうなぁ～・・・いいなぁ～・・・（笑）。　ポケット口はシングルステッチによる縫製です。４つ巻きなのかものすごくパッカリングが出そうです。　ポケット外周の縫製は内外一気縫いです。
	○センターベルトループ　ベルトループはさすがウエアハウス製。バンザイ縫製に中央モッコリのベルトループです。
	○腰裏のステッチ　上部はシングルステッチです。
	○コインポケット　大きさはＺＩＰＰＯを横に入れて１　４/５個入る大きめのコインポケットです。　ポケット口裏には耳が使われています。　ポケット外周の縫製は１本針による内外一気縫いです。
	○リベット　ウエアハウスネームの銅製打ち抜きリベットが使われています。
	○隠しリベット　こちらもウエアハウスネームの若干丸みのある銅リベットが使われています。
	○トップボタン　ウエアハウスネームの鉄ボタンが使われています。ウエアハウス製にしては珍しく支柱に銅メッキのものが使われていません。　Ｖステッチは標準的なＶステッチです。
	○セルビッチ　耳幅約１．６ｃｍ微妙に幅にムラのある綾耳です。ウエアハウスの１００１と同じ生地使っていますので当然同じ色の耳になっています。
	○生地　ウエアハウスの１００１番の生地を使っています。これはあくまでも人から聞いた話なのでなんとも確証が無いのですが、何回かねぷたも生地を変えているらしいです。私の買ったこの生地がどの時期のウエアハウスの生地に当たるのかはわかりませんが、裏から見ると「こりゃ横落ちするな」と思えるくらい横にもムラがあります。　で、他にスペシャルとして１０００番の酸化剤入りのねぷたジーンズもありましたが、今回は標準仕様のねぷたが欲しかったのでこちらにしました。次に行くときまでに１０００番の生地のねぷたが残っていたらそっちも買ってみたい気になります。