ドラちゃんとの旅 第一次白川郷遠征



 私は田舎臭い景色が大好きな男です。あるツーリング雑誌を何気に立ち読みしていたときに、私の目を釘付けにした景色が白川郷の夕暮れの景色でした。日本の原風景とはまさにこの事。もうね、その景色に一目惚れでした。ホンットに一目惚れです!ジーパンも古いものが大好きならこのような古い景色も大好きな私は、こりゃあ行くしかないと心に決めました。と言う事で思い立ったが吉日。そのツーリング雑誌を買って帰りカミサンに見せ、珍しくカミサンに相談ではなく「おい!3日後の休みに白川郷に行ってくる!」と宣言し、その宣言どおり3日後の2003年9月23日早朝には旅支度をさっさと整えて旅立ちました。

 最初の白川郷遠征は2003年9月23日〜24日、出足絶好調、富山で一泊していざ白川郷へ向かいましたが、白川郷はあいにくの雨。写真を撮るのもそこそこに、そのまま約10時間雨に打たれながら東京まで戻って来てしまったので、つのる白川郷への思い。白川郷リベンジを誓ったのでした。

休憩中で〜す。かかっているのはマッコイ×ハーレーで〜す。  初日、東京の天気は快晴でした。ですので意気揚揚と出発。この写真は碓井軽井沢手前の横川SAで休憩した時のドラちゃんの写真です。ライダースジャケットはコレクションにもありますマッコイ×ハーレーサイクルチャンプレプリカです。下ろしたてホヤホヤで、この旅で一発でいいアジを出そうと目論みました。既に袖には蛇腹状のアタリがつき始めていて、育成の早さが窺えます。
 この日はこのまま富山まで走り、富山駅付近のビジネスホテルに飛び込む。富山周辺の商店街は大体午後7時で閉店しちゃって、空いているのは飲み屋と西友等のスーパーのみ。とりあえず表にメニューの出ていた居酒屋に入り、富山の名産をつつきながら翌日の旅の成功を祈る。
来ていきなりの雨ですねん…。雲も低いっちゅーねん…。  2日目。富山を出るときからなにやら天気がグズつき気味。とても不安になりながらも白川郷へ向けて走りました。そして到着。憧れの白川郷へ到着したのですが、既にこの天気!山の中腹まで雲が下りているわ小雨が段々強くなってきそうだわで泣きそうでした。この時点で既にライダースジャケットもジーンズもブーツもシットリと濡れています・・・(涙)。
両端はコメの水田。向こうには合掌つくりの家が3軒ありまん。  そんなシットリ濡れた状態ですが、せっかく片道600km以上かけてやってきたんです。そのまま帰る訳には行きません。と言う事で合掌造りの街並みだけでも見学しようと思い歩を進めます。このお天気のせいなのかお昼前なのに道はガラガラ・・・。
これでオシマイです。ちなみにドラちゃんは写ってますが私は映っていません。

 そして観光客もまばらです。ここまで見たところでもうダメだと思い、明日移行の天気も悪いとの話を聞いたため、雨脚が若干納まった頃合いを見計らってそそくさと帰京しました。
と言うことでこの日は富山から白川郷、そして白川郷から東京へと、この日だけで1000kmを走破しました。しかもその行程はほとんどが土砂振りの中・・・。ライダースジャケットもジーンズも中のシャツやパンツもずぶ濡れだし、ブーツに至っては、サービスエリアで休憩をとるために単車を降りて歩を進めるたびに浸水した中がズブズブ言います。もうほんとに最悪でした・・・。
【走行後記】
 日  程 2003年9月23日〜24日
 宿泊先 富山県富山市のビジネスホテル
 総距離 1000km以上なのは間違いないがど忘れ。
 燃  費 約28km(ほぼ高速道路使用のため)



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