二代目愛機 エストレヤ(愛称:白バイ)



 こいつを初めて発見して買おうと思い立ったとき、カミサンにこいつの写真を見せて『これ買って良い?』と聞いたところ、『白バイみたい。』と返事が返ってきた愛機です。それからこいつの愛称は白バイになっています。

 初代愛機ドラッグスターは娘が誕生したばっかりにもかかわらず購入と言う道楽ぶりでしたが、二代目愛機は娘が骨折していて世話などで大変にもかかわらず購入したと言うこれまた道楽っぷりを発揮し、立派に二代目としてのオツトメを果たしております。でも、こいつをいじったり磨くときなどは娘も一緒に片手で手伝ってくれるので、単車イジリと娘の世話の両立ができていて、カミサンからもなかなか好評・・・・・・・と自分では思ったりしています。ええ、言い訳です。

 年式は1992年式、かなり年季イッてますが、走行距離6000kmちょっとでメーターを逆回転させるような中古屋じゃないことも確認済み、そしてエンジン絶好調異音無し、と言う好条件!ドラちゃんのときも初年度モデルでしたが、このエストレヤも初年度モデルです!どんだけ初年度モンが好きなんだよといったツッコミはナシでお願いいたします。

 今回探していたのは250ccまでで車検の要らないアメリカン、そしてクラシックフェンダー(タイヤに覆いかぶさっている深めのフェンダー)のついたクラシックタイプと言うことで、ホンダのマグナ250を第一候補にカワサキのエリミネーターのVやヤマハのドラッグスター250、ビラーゴ250あたりを物色していたのですが、物色している途中から往年のメグロを髣髴させるクラシックスタイルのエストレヤにもかなり興味をそそられてきて、このクラシックフェンダーを装着した白バイを見たときには、アメリカンじゃなくていいやとスッパリ割り切ってかなりの勢いで買う気モードに入っちゃっていました。

 こいつのカスタム場所はフェンダーだけです。ノーマルのままで十分それっぽくてカッチョイイのですが、クラシックフェンダーを装備している方が大きく見えるしクラシックフェンダーの付いたアメリカンに乗りたいという思いもまだまだ捨てきれていなかったので、その妥協の産物と思っていただいて結構です。あ、マフラーも社外のキャプトンマフラーにしてあります。あと、このマフラーはトルクアップ重視のマフラーのため、吸気もこのままではカブったりしてしまうので小技を使い、ガムテープ貼って少し吸気口を小さめにしてあります。

 乗り味は初代ドラちゃんに比べると雲泥の差があるくらい乗りやすいです。ニーグリップするとこれほど簡単に曲がれるのかと、乗り味に改めてビックリ、購入当初は信号待ちでニュートラルからローにギヤを入れるときに、間違えて何も無い前方の虚空に足を伸ばしたりもしましたが(涙)、御宿への白バイ最初のプチツーリングで慣れました。

 そうそう、話が逸れますが、ドラちゃん購入時には中古ゆえの消耗品のトラブルがありましたが、白バイもキッチリとトラブルがありました!御宿への最初の慣らしツーリングの際に発見したのですが、フロントフォークのシールがイッちゃってて、フォークオイル垂れ流しの状態での走行になりました。大事なジーンズのすね部はフォークオイルまみれになるし、フロントブレーキは殆ど効かない状態で走らなきゃいけなくなりで、かなり悲しく焦った旅になりましたが、エンブレとリヤブレーキ使いはかなり慣れました。ドラちゃんの時はスプリンガーフォークだったからフォークのメンテナンスなんてグリースを入れる程度だったので新たな勉強になりました。また、ドラちゃんの時はシャフトドライブだったためほぼメンテナンスフリーだった駆動系も、チェーンになったのでグリース等のこまごまとした日々のメンテナンスを怠らないようにしないといけなくなり、気持ちを引き締めさせていただきました。頼むぞ白バイ、とりあえず壊れるまで乗るつもりだからね。と、心の中で全力で白バイに話しかける私でした。

 写真は2006年(平成18年)6月3日、御宿の知り合いの別荘に遊びに行く慣らしツーリングの際に道中の御宿海岸にて撮影しました。このとき既にフォークからはオイルがダラダラと・・・・涙出そうになりながらとりあえず撮影したものです。ってか、ホント撮影する余裕なんて殆どナッシンでしたが良く撮ったなぁと自画自賛。



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