PURE BLUE JAPAN(正藍屋) XXタイプ


 最近アメカジ系の雑誌に毎月のように広告を出しているPure Blue Japanですが、このジーンズはPure Blue Japanと言うブランドネームよりも正藍屋と言うブランドネームの方が通っていた時代に作られていたジーンズです。今の細身主流のモノに比べるとシルエットもレプリカレプリカしています。
 いつの頃からPure Blue Japanネームの方が通るようになったのかわかりませんが、私は今でも正藍屋と呼んでしまいます。正藍屋と言うイメージが強いように、このジーンズは天然インディゴ染めのモデルです。昔からここの商品は天然インディゴとか天然素材を用いたアイテムが多かったんすよね。
写              真 備              考


○全体図
 股上やや浅め、太さは結構太目のストレートです。天然インディゴのジーンズを穿き慣れていないので、まずこの色合いに戸惑います。レプリガジーンズ全盛期の頃は天然インディゴで染めてあるってだけで値段が3万〜5万する時代がありましたが、そんな中でも正藍屋の天然インディゴジーンズはかなりお買い得だったと記憶しています。懐かしいですねぇ〜。
○パッチ
 現行パッチとは違う旧型パッチが使われています。
 パッチの取り付け方はウエストバンド上部を縫製する際に一緒に縫ってしまう一筆縫いです。
  ○タブ
 表に『JAPAN』、裏に『PURE BLUE』の刺繍の入ったレーヨン製の藍色のタブが使われています。赤じゃないところにブランドポリシーを感じます。




○バックポケット
 直線的な作りのバックポケットです。

 ポケット口はシングルステッチによる縫製です。

 ポケットの外周と内周の取り付けは一筆縫いになっています。
○センターベルトループ
 センターベルトループは中央にセットされています。

 中央の膨らみはややあります。

 取り付けられ方はウエストバンド上部を縫製する際に一緒に縫ってしまう、所謂バンザイと言う縫製です。
○腰裏のステッチ
 上部はシングルステッチです。




○コインポケット
 どことなくスクープポケットの位置から見て外よりに付けられているコインポケットです。容量はZIPPOを縦に入れて1.2個分ほどの容量です。

 ポケット口裏には耳が使われています。

 ポケット外周の縫製は1本針による一筆縫いです。
   ○リベット
  両面無刻印の銅製打ち抜きリベットが使われています。
○隠しリベット
 ユニバーサル製で平たいタイプの銅製隠しリベットが使われています。
  

 
○トップボタン
 『★SHOAIYA★PURE BLUE JAPAN』と刻印の入ったトップボタンと『★PURE BLUE JAPAN』と刻印の入ったフライボタンの鉄製オリジナルボタンを使用しています。

 Vステッチは鋭角です。
  ○セルビッチ
 耳幅約1.4cmと、かなり細めの綾耳です。

 耳の幅は微妙にムラがあり、なかなかヴィンテージっぽさが出ています。

 ラインは2本のピュアブルーな糸を使っています。


○生地
 天然インディゴのロープ染色ですので、天然インディゴらしい青みが強く出ています。

 生地には縦筋もよく出ていますのでロープ染色と相まって長いラインの縦落ちをします。

 さわり心地も縦筋をしっかり感じます。

 穿いてみると気持ち軽めな感じのする生地です。

○縮率です
表示 洗濯後
ウエスト 34インチ 34インチ
レングス 判読不明 裾上げ済み
(あくまでも素人採寸ですので軽いご参考までに!)

●正藍屋のジーンズを取り扱っているショップです
  ベアーズ (東京都)
  INSTINCT (東京都)
  カンフル(滋賀県)
  カインド(滋賀県)
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