ロデオアンクル 5501


 大阪の老舗ラピーヌのブランドロデオアンクルのXXモデルがこの5501です。10年程前も持っていたのですが、当時このジーンズの比翼の縫製が理由もなくバラバラバラっとほどけてしまった事があり、フリマで叩き売ったのがこのジーンズとの最初の付き合いでした。当時はまだレプリカジーンズも情報が少なく、その頃好んで穿いていたリーバイスの503BXXと似たような太さのこのジーンズは結構好きなシルエットで好んで穿いていました。それだけに真っ紺々の状態なのに比翼の縫製がバラバラっといった時のショックは大きかったです。改めて購入して気がつきましたが、このジーンズシルエットは変わっていないような気がしますが、生地が変わったような気がします・・・。
写              真 備              考
  

○全体図
 穿き心地は、股上は普通の深さで、太さはかなり太めのシルエットです。腿から下も太さはあまり変わらないので、バギー感覚で穿けてしまいます。
○パッチ
 鹿革パッチです。パッチの取り付け方は後付けです。

 パッチ表記よりもかなり大きいですので試着は必須です。
   ○タブ
 表がRODEO、裏にUNCLEとブランド名を刺繍してあるレーヨン製両面ダブです。




  
○バックポケット
 大きさはバランス的には大きめで、縦横比が1:1くらいのボックスタイプのバックポケットです。

 紺の穿き込んでいるうちに色が抜けてくる綿糸で、横一文字のステッチがあります。色が抜けてくるところに好感が持てます。

 ポケット口はシングルステッチによる縫製です。

 ポケット外周の縫製は内外別々に縫っています。
○センターベルトループ
 左側にオフセットされたベルトループです。

 中央の膨らみは微妙ですが膨らみが少々あり、それなりにアタリが出ます。

 取り付けられ方は後付けで、普通のレプリカ系ジーンズより2mmほど下に取り付けられています。
○腰裏のステッチ
 上部はシングルステッチです。


○コインポケット
 大きさはZIPPOを横に入れて1.6個位入るちょっと大きめのコインポケットです。

 ポケット口裏には耳が使われています。

 ポケット外周の縫製は裏は白いスパン糸で2本針による縫製です。
   ○品質表示タグ
 FUZIMOTO INCって、ジーンズを作っているところなのか、それともラピーヌの会社名なのかどっちでしょう。わかる方がいたらお教えください。
   ○リベット
 オスが細くて小さめなのが好感の持てるスコーヴィル製オリジナルリベットが使われています。
    

  
○トップボタン
 素材はなんなんでしょう。アルミだと思うんですが、緑錆が出るトップボタンでウ。それ以下のボタンには緑錆は付きません。

 ボタン裏には銅製のオリジナルのボタン裏が使われています。

 ステッチはかなり急角度でボタンを突き抜けて腰帯上部まで伸びるVステッチです。
○セルビッチ
 耳幅2.7cmとかなぁ〜り広い耳幅の真っ赤なラインの入った綾耳があります。この広さは凄いです。それでもかろうじてアタリは付きます。広すぎるのでなんか表から見るとそのアタリはカッコ悪いんですが・・・。


○生地
 点で落ちつつ線でも落ちる不思議な生地です。さらにノッペリしているようでちゃんと粒も感じます。なかなか面白く、楽しめる生地です。

○縮率です
表示 洗濯後
ウエスト 35インチ 37.5インチ
レングス 34インチ 裾上げ済み
(あくまでも素人採寸ですので軽いご参考までに!)

●このようなジーンズを狙うならリサイクルショップ系しかないです。
 CRACK HOOD(山形県)
 INSTINCT (東京都)
 dai dai market(東京都)
 Select Shop RINKAN(東京都)
 USED&SELECT SHOP KBS(三重県)
 カンフル(滋賀県)
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 ブランド古着買取・販売 ジャンク(大阪府)
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