RRR 704XX


 まだジーンズサイトがここまで乱立していなかった頃に御三家と呼ばれていた3つのサイトがアークアパレルのジーンズを検証するところから「レプリカジーンズを作ろう」と言う流れで企画し、作られたのがこのジーンズです。ご本人達の一人曰く「このジーンズを手放す人の気が知れない」との事でしたが、フリマで私はGETしてしまいました。私がネットを始めた頃は既に完売状態だったのでGETで来たのは幸運ですね!
写              真 備              考
  

○全体図
 ウエスとの太さの割に、ヒップ下部から腿にかけては細身のシルエットです。ただ、この生地の特性から横には若干伸びそうです。洗濯後に穿いてみて、ストレッチジーンズのような感触が若干します。
○パッチ
 富士山と鶴と竹をデザインした牛革パッチです。
   ○タブ
 なかなか感じの良いレーヨンタブです。まだ丸まってくる兆候はありません。




○バックポケット
 ジーンズに対するバランスは良いです。残念ながらアーキュエイトステッチしか残っていませんが、真中に弓矢の矢をモチーフにした矢印がオリジナルには入っていたはずです。

 ポケット口裏はシングルステッチです。なお、ポケット口の縫製は、この2本のステッチの中がやや盛り上がっていてアタリが出やすくなっています。

 内外一気に縫う一筆縫いです。リベットの幅に限りなく近い部分を縫っているところに技術を感じます。
○センターベルトループ
 膨らみはわざとらしくない程度に軽く中央が膨らんでて良い感じです。

 取り付け方法はバンザイ縫製と呼ばれる腰帯上部を縫う際に一緒に取り付けられる方法で縫製されています。
○腰裏のステッチ
 腰帯上部の縫製はお約束通りのシングルステッチです。






○コインポケット
 コインポケットの大きさはかなりデカイです。ZIPPOを横にして入れて2つスッポリ入ってしまいます。この大きさはいかがなものか…。

 ポケット口には耳が使われています。

 スレーキに印刷されている数字は最初の3桁は若干かすれて読みずらいですが、150か153か158だと思います。これはシリアルナンバーでしょうか。あとの9803は98年3月製の事でしょうか。とするとこのジーンズは1stロットと言う事になりますが…。
   ○リベット
 アークアパレルのUSスコーヴィル社製オリジナル銅製打ち抜きリベットを使用しています。アークお得意の天日干し中古加工がされていたかどうかは、今となってはわからないです。
○隠しリベット
 スコーヴィル製の平たいタイプのリベットを使用している。
    

  
○トップボタン
 汎用ボタンが使われています。

 Vステッチの角度や大きさは標準サイズです。
○セルビッチ
 ピンクのラインがやたら太い綾耳です。裾幅は約1.8mmでほぼ均一な幅です。
○生地
 生地裏に粒感を程よく感じるいい感じのムラ生地です。
 ただ、表から色落ちの兆候を見ると、横に色落ちしそうな感じになっています。これはいけません。ウエアハウスのWパッチ1001でも口すっぱく言っているように、これは色落ち以前の問題です。もう少し縦横両方の糸の撚りを強めにした方が良かったのでは、シャトルで織る際にもう少し縦方向のテンションを強くした方が良かったのではないかと思います。

○縮率です
表示 洗濯後
ウエスト 36インチ 36.5インチ
レングス 33インチ 31.5インチ(裾上げ済み?)
(あくまでも素人採寸ですので軽いご参考までに!)

●このようなジーンズを狙うならリサイクルショップ系しかないです。
 CRACK HOOD(山形県)
 INSTINCT (東京都)
 dai dai market(東京都)
 Select Shop RINKAN(東京都)
 USED&SELECT SHOP KBS(三重県)
 カンフル(滋賀県)
 カインド(滋賀県)
 ブランド古着買取・販売 ジャンク(大阪府)
 ブランド古着販売 ブルーアース(広島県) 


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