スカルジーンズ　５００２ＸＸ　ＳＰ

　このジーンズはスカルジーンズの大戦モデルですが、何故ＳＰが付いているのか私には全然わからないです。これと同日アップした５０００ＸＸＳＰは天然インディゴの枷染めをされているのでスペシャルと言う事がわかりますが、これはどこがスペシャルなんでしょうか…。今度ファブフォーで聞いてみたいと思いますが、わかる方がいましたらご報告よろしくお願いいたします。<(_ _)>

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考
	○全体図　穿いた感じはすんなり穿ける普通のジーンズと言う感じです。太くも細くもなく、股上も普通ですので、大戦モデルというイメージがあると拍子抜けするかもしれません。ただ、本当に穿きやすいです。
	○パッチ　他のこのブランドのジーンズと同じく山羊革のパッチです。ロットナンバーの後に１字分離してＳＰの文字がしっかりとついています。　パッチの取り付け方は腰帯の縫製と同時に縫製していますので上側の縫製糸は二度縫いになっています。
	○タブ　表に髑髏が上下向かい合わせで２つ、裏にＳＫＵＬＬの刺繍のついた両面レーヨンタブです。
	○バックポケット　形自体はしっかりとしたホームベースタイプですが、内側の縫製のイビツさで歪んだ感じをかもし出しているバックポケットです。　ポケット口はシングルステッチによる縫製です。　ポケット外周の縫製は、内外一気に縫製する一筆縫いです。左右のポケット外側の内側の縫製がわざと歪んで外側寄りに縫製されているのは、このようなジーンズを元に作られているからでしょうか。当時の臨時縫製工さんが縫ったような感じを出しているようです。（左右ともする必要はないとおもいましたが…(笑)）
	○センターベルトループ　太めのベルトループです。　中央の膨らみはかなりあります。あたり重視です。　取り付けられ方は腰帯を縫製する際に一緒に上部を取り付けられる通称万歳縫製と呼ばれる方法で取り付けられています。
	○腰裏のステッチ　上部はシングルステッチです。
	○コインポケット　大戦モデルだけにコインポケット口にはリベットがついていません。ポケットの深さがやたら深く、ＺＩＰＰＯを横にして入れたら３個入ります！横にして入る幅も幅ですが、凄い容量です！　ポケット口裏には耳が使われています。　ポケット外周の縫製は１本針による一筆縫いです。　スレーキは黒のヘリンボーンの生地が使われています。
	○品質表示タグ　表に洗濯の注意、裏に素材や会社などか記載されているタグが付いています。
	○リベット　ＦＦ．＆ＣＯ．－Ｃ．Ｏ－の刻印が両面に入った銅製打ち抜きリベットが使われています。
	○隠しリベット　ＦＦ．＆ＣＯ．－Ｔ．Ｊ－の刻印の入った平たいタイプの銅製隠しリベットです。打ち抜きリベットの刻印はＣ．ＯでしたがこちらはＴ．Ｊ…何故？
	○トップボタン　スペシャルだからなんでしょうか…このボタンはとっても素敵です！鉄ボタンなんですが錆加工がとてもよくできています！トップボタンは月桂樹のツープロングドーナツタイプ、下の４つのボタンは２０年代以前にあったような汎用タイプのボタンが使われています。
	○股の処理　大戦モデルということですが、比翼下の処理はしっかりと織り込まれて処理されています。残念。スペシャルだから丁寧にしちゃったって事はないですよね…。
	○セルビッチ　耳幅約１．６ｃｍの比較的均一な幅で縫製されている黄土色のラインの入った綾耳です。
	○生地　１５オンスの重さを感じます！ただ、生地のザラ感から夏場穿いているときでも、肌に当たる感じはそんなにベタつかないです。　染めは結構深くまで染まっているので色落ちはなかなか頑固かもしれませんが、しっかり穿き込むと点で色落ちが始まった後に縦落ちすると思います。ただ、頻繁に洗いすぎると、このゴツイ生地感からケミカルウォッシュのような色落ちになってしまいます！（見た事あり！）