このジーンズはフェローズのブランドストーミーブルーの50年代XXモデルです。私は旧生地の452PZと言うXXタイプに位置付けられるジーンズを持っていますが、ジップモデルだったため、ボタンフライも欲しいと思ってしまい、その物欲に負けてこれを購入してしまいました。まあ、これはストーミーブルーの新生地使用のジーンズですし、その生地にも興味ありましたので良しとします・・・。 |
写 真 | 備 考 |
○全体図 XXタイプと言いながら意外と細いです。特に腿から下のレングスは細身で太さの変わらないパイプドステムです。股上は普通だと思います。いやいや、452PZとは全く違うシルエットです。 |
|
○パッチ 新生地になったのに関連して、インディゴの葉のデザインから50年代を意識したレトロなイメージをデザインした鹿革パッチになっています。 パッチの取り付け方はウエストバンド上部を縫製する際に一緒に縫製する一筆縫いです。 |
|
○タブ 素材感に大いに不満を感じている綾目のある赤タブです。我が家のこれはちっとも丸まる気配が現れません。 |
|
○バックポケット やや大きめなバックポケットです。アーキュエイト等のステッチはありません。 ポケット口はシングルステッチによる縫製です。 ポケット外周の縫製は1本針による内外一筆縫いです。 |
|
○センターベルトループ センターベルトループは中央にセットされています。 中央の膨らみはかなりあります。 取り付けられ方は後付けです。 |
|
○腰裏のステッチ 上部はシングルステッチです。 下部の糸の色が白っちゃけててとても不満です。 |
|
○コインポケット ZIPPOを横にして1.8個入るくらいのかなり大きくて広めの容量です。 ポケット口裏には耳が使われています。 ポケット外周の縫製は一筆縫いです。 スレーキは左右で違う色のチェックのネル地が使われています。XXモデルにもかかわらず大戦モデルのアバウトさを出していて、遊び心満載感に好感が持てます。ある程度なんでもありっぽいフェローズですからこれ位してくれると嬉しいですね。 |
|
○リベット 『-S.B.&CO-J.S.』の刻印が表裏に入ったオリジナルの銅製打ち抜きリベットが使われています。 |
|
○隠しリベット 『-S.B.&CO-J.S.』の刻印入りの平たいタイプの銅製隠しリベットが使われています。 |
|
|
○トップボタン トップボタン、フライボタン共に無刻印のツープロングドーナツボタンが使われていますが、フライボタンはラッカー処理により4つとも色合いが変わっています。フェローズもこのボタンのランダムさをウリにしていますが、この遊び心は好きです。でもこう言う事をするのはXXタイプにでなく、アバウトな大戦モデルにのみ許される遊びだと思いますが・・・。 Vステッチは小ぶりです。 |
○比翼裏の処理 XXタイプだから当然のことですが、残念ながら切りっ放しにはなっていません。大戦モデルのようなディテール的遊びをかなり入れているジーンズなのでここも何かあるかなと思ったんですが・・・。 |
|
○セルビッチ 耳幅1.7cmで、比較的均一な幅の綾耳です。ラインの色はオレンジと言うか黄土色というかそんな感じの色です。 |
|
○生地 スラブデニムのような粒感を感じる生地です。旧生地のノッペリ感とは全てが一変してます。でも縦筋はしっかりと感じられます。どちらかと言うとクッシュマンの新生地のデニムに近い生地感です。13.75オンスの生地を使用しています。 |
表示 | 洗濯後 | |
ウエスト | 34インチ | 35インチ |
レングス | 35インチ | 裾上げ済み |