ストーミーブルー　４５１PW　STOMY　BLUE　PHERROWS　フェローズ　レプリカジーンズ

　このジーンズはフェローズのワークブランドであるストーミーブルーの大戦モデルです。旧生地でパッチもインディゴの葉をモチーフにしたパッチの商品ですので、今の４５１ＷＷとはかなり違います。

　４５１Pはこのジーンズが作られていた頃、ストーミーブルーのフラッグシップモデルでした。

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考

○全体図　股上普通の深さで、ヒップも普通の太さですが、腿から下はかなり太目のシルエットです。シルエットは個人的には好きで楽に穿けるシルエットです。
	○パッチ　インディゴの葉をモチーフにしたデザインの羊革製旧パッチです。　パッチの取り付け方はウエストバンド上部を縫製する際に一緒に縫ってしまう一筆縫いです。
	○タブ　ストーミーブルーの頭文字でもあるサークルＳの刺繍の入ったレーヨン製赤タブが使われています。すっかり丸まっています。
	○バックポケット　大戦モデルとしてのフォルムの丸み感はなかなか出ているバックポケットだと思います。　ポケット口はシングルステッチによる縫製です。　ポケットの外周と内周の取り付けは一筆縫いになっていますが、大戦モデルですからもう少し内と外のステッチの間隔が開いたり大作りだったりしても良かったかなという気も少々あります。
	○センターベルトループ　センターベルトループは中央にセットされています。幅が通常のＸＸタイプと同じ太さなのが少々不満です。　中央の膨らみは微妙にある程度です。　取り付けられ方は後付けです。
	○腰裏のステッチ　上部はシングルステッチです。　下部のチェーンステッチの糸が、かなり白に近いレモン色の糸が使われていてやや不満です。
	○コインポケット　大戦モデルだけにポケット口の両サイドに補強のリベットが付けられていません。スクープポケットが深めのアールを描いているせいか、コインポケットの大部分が見える状態になっています。　ポケット口裏には耳が使われています。　ポケット外周の縫製は１本針による一筆縫いです。
	○品質表示タグ　品質表示タグと呼べるようなものはどこにもありませんでしたが、左前ポケットの中にこのようなブランドタグが取り付けられています。なかなか良いなと思っちゃいました。　その横についている小さなタグはサイズタグで、表にウエストサイズの数字のみが刺繍されています。
	○リベット　『－Ｓ．Ｂ．＆ＣＯ－Ｊ．Ｓ．』の刻印が両面に入った銅製オリジナル打ち抜きリベットが使われています。
	○隠しリベット　平たいタイプで『－Ｓ．Ｂ．＆ＣＯ－Ｊ．Ｓ．』の刻印が入った銅製隠しリベットが使われています。
	○トップボタン　『★ＳＴＯＭＹ　ＢＬＵＥ＆ＣＯ★Ｊ．Ｓ．ＪＰＮ』と刻印の入ったアルミ製トップボタンと、『★ＳＴＯＭＹ　ＢＬＵＥ＆ＣＯ★』と刻印の入ったアルミ製フライボタンが使われていますが、大戦モデルなのにカバードボタンです。　Ｖステッチは鋭角です。　ちなみに画像には載せてませんがボタンホールの縫製糸は緑色でした。
	○比翼裏の処理　大戦モデルですが切りっ放しになっていません。
	○セルビッチ　耳幅１．７ｃｍの綾耳です。　耳の幅は微妙にムラがあります。　ラインはピンク色です。
	○生地　旧生地です。現在使用されている粒感のある生地とは違い、縦筋感の強調された経糸７番、緯糸６番を使用して織った１３．７５オンスの生地になっています。