ＶＡＮＳＯＮ　ドミネーター

　バンソンのＷライダースジャケットの代表的なものといえば、日本人体型に合わせて丈を短くしたＣ２が有名です。しかし私はこのドミネーターという名前の付いているＤポケットチックなＷライダースジャケットをチョイスしてみました。バンソンのライダースと言えば渋カジブーム（懐かしい響きだなぁ～）で一世を風靡したライダースジャケットですが、基本はバイカー向けのジャケットです。街着にゃ重い！


○全体図　重い！ラングリッツのライダースとまではいきませんが、とにかく重いです。レプ系ライダースジャケットやショットのライダースに馴染んだ人では、この重さは拷問と感じるかもしれません。しかし単車に乗っているときはこの重厚感が頼もしくあり、『転んでも死なないかも』と思わせる安心感につながります。実際単車に乗っていてもこれほど安心感があって動きに支障の無いライダースは無いかもしれないと思わせてくれます。　革はそんなに固くはなく、すぐに馴染んでくれる柔らかめの革です。重くて固かったらロボット状態を１シーズンくらい過ごさないといけない所ですが、このライダースに限ってはその様なことはなさそうです。
	○首回り　バンソンの襟は比較的小さめですが、このライダースジャケットの襟も小さめです。　エポレットは付いていません。
	○パッチ　バンソンおなじみのパッチが襟首に付いています。
	○革　牛革を使用していますが、結構水分吸収しちゃってくれます。雨天時は中まで染み込んできて寒い事間違いナシです。
	○裏地　黒地のナイロンの裏張りがあります。
	○ポケット　地味に気に入っている目立たないＤポケットです。　しかしこのＤポケットの下部にはハンドポケットとウォッチポケットが密集しているため、Ｄポケットの内袋の下部がこれらのポケットの内袋に干渉しています。　右側にはハンドポケットと内ポケットがあります。
	○ジッパー　フロントのジッパーはデカタロンを使用しています。ジッパーのツマミにはバンソンのネームタグが付いていて、グローブ装着時でもジッパーの開閉を容易にしています。
	○袖の仕様　袖先が細く締まっていて、風が中に進入してこない様なシルエットになっています。　腕周りは比較的太めで、単車の取り回しの邪魔にならないようになっています。
	○腰パッド　見た目にもいかつい腰パッドですが、広い範囲で腰をサポートし、ツーリング時の腰の疲れを軽減するのに意外と役立っています。
	○腰のアジャスター　このライダースジャケットはウエストをベルトで締める方式ではなく、両サイドの２本ベルトのアジャスターで締めます。このアジャスターがビジュアル的にもカッコよくて私好みです。