2年と言う熟成期間を経て作られたガーデナーの1954XX。作られていた工場はエヴィス傘下の工場で作られており、アクの強さを思わせる。1950年代のXXをモチーフとして作られているが、所々にオリジナル性が出まくりあがっています!個人的には完全復刻を求めるものの、こういうジーンズを見て楽しむのもまた一興と思える今日この頃です。 なお、定価はなんと29000円!驚きの価格!赤耳の程度の良い奴も買える価格!しかしすでに生産されていないジーンズです!発見して興味をもたれた方は即買いッスね!(笑) このジーンズは、いなりさんに某ショップで安く出されていると報告を受け大変興味を持ち、しかしそのとき私は骨折中の身で買いに行くことが出来ずいなりさんに無理をお願いして買ってきてもらったものです。いなりさん本当にありがとうございました。 |
写 真 | 備 考 |
○全体図 まだ糊を落としていないので履き心地、シルエットなどについては後日書かせていただきます。 生地は14.5オンスの厚めの生地で作られている。 |
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○パッチ 小川で木にもたれながら釣りを楽しむ一人の男が描かれている羊皮製でチョット大き目の革パッチである。 ガーデナーの名前の由来はシステムエンポリウム代表植木さんの名前からエヴィスの山根さんが命名したとの事。(ガーデナーはシステムエンポリウムのデニムブランド) |
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○タブ これはアイデアの勝利だと思う!チョット見ただけではLeVI’Sに見えてしまうこのタブの正体は「UEKI’S」と刺繍されたレーヨン製両面タブ!こんなうまい使い方があるとはと感心するばかりであった。 |
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○バックポケット チョット大き目のバックポケット。ガーデナーの各パーツは大きめに作られているのかな。 ステッチは黄色い綿糸で中心角度の急なダブルアーキュエイトステッチにオレンジの綿糸で逆方向にステッチされたシングルアーキュエイトステッチが縫われている。 裏からのぞくと、このシングルアーキュエイトステッチはチェーンステッチで縫われているので、お約束通り簡単に抜けるようになっている。私は基本的にこのままで履いていきたいと思う人だが、それは人それぞれ! バックポケット口のステッチは、表から見るとオレンジの糸を使っているが、裏をめくるとイエローのシングルステッチで再現されている。 |
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○センターベルトループ 54年モデルなのにセンターに縫い付けられたセンターベルトループ。 おまけに5本全部なぜか本体の生地の色よりやや薄め!って言うか生地が違うみたい! 中心を盛り上げるのを意識しすぎのような作りになっている。 |
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○腰裏のステッチ シングルステッチを再現している。 |
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○コインポケット裏 耳つきのコインポケット裏です。 |
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○リベット 打ち抜きタイプで、表から見ると無刻印のユニバーサル製の銅製リベットを使用している。 |
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○隠しリベット これは個人的には好きになれないディテールなんですが、ハンダコーティングされている隠しリベット。そのうちの一つは処理が未熟で、このまま履けばパンツに穴が開くこと間違いなし!お尻に引っかき傷が出来るかも! |
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○トップボタン トップボタン横のステッチはVステッチを再現。 トップボタンは鉄製のボタンに黒のラッカー塗料が吹き付けられたドーナツボタンが採用されている。トップボタンの下の4つのボタンも鉄製の無地のドーナツボタンになっている。 ボタン裏は丸まったタイプ。 |
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○セルビッチ 真紅の糸でかなり細め(約15mm)の綾耳で、脇割にしている縫製の糸の太さもオリジナルに比べて太く、ピッチも広めに取られていてウネウネ状の表のアタリになることが期待できる。 赤のラインは洗っていくうちに色が褪せてきそうな雰囲気です。 |
未洗い時 | 洗濯後 | |
ウエスト | 34.5インチ | |
レングス | 37.5インチ | |
ヒップ | 52インチ | |
裾幅 | 18インチ |
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