グランドオールズ1947 |
備 考 |
グランドオールズXX |
|
○全体図
シルエットはXXの方がやや太く感じます。
生地の濃さは1947の方が紺色が濃くXXに比べると黒味がかっている生地です。 |
|
|
○パッチ
双方とも山羊革の革パッチです。
双方とも革パッチは後付け縫製になっている。
1947の印字はにじみが出やすく、ほっておいたらそのまま印字が消えていきそうです。 |
|
|
○フラッシャー
1947にはギャランティーチケットが付いていませんでした。フラッシャーのみです!しかもXXと同じものです。でもこれが2000円のコストダウンにどれほどの貢献を果たすのかはわかりません。 |
|
|
○注意書き
グランドオールズXXには洗濯の注意やメンテナンスについての注意が書かれた両開きの説明書がついてくるが、1947にも付いていました。モノが同じでしたので改めて1947の本の画像は撮りませんでしたが、何が書いてあるのか見てみたい方は画像をクリックすると拡大画像に跳べるようにしてありますので見てやってください! |
左に同じ |
|
○タブ
双方共に材質も取り付け位置もSの刺繍も全く同じタブが使われています。 |
|
|
○バックポケット
アーキュエイトの角度、バックポケット全ての縫製糸が全く違います。1947の方は縁はオレンジ色の糸、ポケット口と、アーキュエイトがやや落ち着きのある暗めのイエローで縫われていて、どちらかといえば1947の方がG501XXで使用している糸の色合いに似ています。ポケット口は双方ともシングルステッチでした。 |
|
|
○センターベルトループ
双方ともオフセットされたベルトループです!中心の盛り上がり具合はさほどないです。
ここでもやはり縫製糸は1947の方が落ち着きのあるイエローの糸を使用し、ベルトはオレンジ色の糸を使用している。 |
|
|
○腰裏のステッチ
双方とも上部は当然シングルステッチです!
下部は1947は表も裏もオレンジの糸を使っている。そして1947もG501XXのような突き抜けてヒゲがチョロリンと出張る縫製ではなく、途中で止められている。 |
|
|
○コインポケット
コインポケットの大きさは1947のほうがやや細めですが深さは変わりませんでした。
ポケット口には耳が使われています。1947のポケット口の縫製は耳と紺色の生地のちょうど境目あたりを縫っているのに対し、XXは耳の赤いラインの真上を縫っている。
双方とも2本針で縫製されています。1947は大戦直後のモデルという触れ込みなのだから1本針で縫製して欲しかったのがちょっと残念。 |
|
|
○品質表示タグ
書いてある内容はほとんど同じではありますが、多少のリニューアルがされています!特に裏の文章は1947が「脱色する事があります・・・」に対し、XXは「脱色します・・・」と断言している。 |
|
|
○リベット
双方ともUSユニバーサル社製シルバーストーンのオリジナル銅製打ち抜きリベットを使用している。このリベットはグランドオールズG501XXとも一緒!全く変わりなしッス! |
|
|
○隠しリベット
これまた双方の隠しリベットもシルバーストーンの刻印の入ったフラットタイプの隠しリベットです!
1947はXXほど縫製が逃げてはいませんが、閂止めと本縫いのズレが、私が縫っているようでなかなか笑えます! |
|
|
○トップボタン
ボタンは双方とも全く同じものを使用している。双方の違いは画像を診てもわかるようにVステッチの深さである。1947の方が縦方向にやや深い。 |
|
|
○セルビッチ
双方とも耳の幅はほぼ均一で、1947の耳幅は1.8cm。グXXの耳幅は2cmとなっている。
1947の方が耳のラインの糸が太く、赤みも鮮やかな赤である。個人的な好みはXXの方です! |
|
|
○生地
生地は書き出しにも書いたとおり1947の方がやや色は黒味のある紺でXXは青っぽい紺である。生地を裏から見ると眩暈系なのはXXの方であるが、1947もそんなに負けてはいない眩暈系です! |
|