ひとこと


リーバイスストア渋谷店に世界最古のジーンズが来る


 2011年(平成23年)10月13日から16にちまで、渋谷のリーバイスストアに世界最古のジーンズ『XX c.1879』、『NEVADA 1880s』、『BARNYARD c.1890 501XX』の3本がやってきましたので、休日に予定していたフリーマーケットが雨で中止になって体が空いたので見に行ってきました。

展示の時刻前、一度店内の人払をしたのか店内にはスタッフと警備員しかいません。見学者が若干行列を作っていました。



これが店頭に置かれた看板。
整理券を配布しているとのこと。



とりあえず私も行列に並びました。
その時にもらった整理券です。
『61番ではノベルティもらえないんじゃないのかな?』
と思ってスタッフに聞いてみたら、
『501になぞらえて51番から開始しています。」
とのこと。
この辺の遊び心は憎い演出です。



しばらくして開場時間です。
リーバイス本社のヒストリアンリン・ダウニー女史が厳かにケースの中に『XX c.1879』を入れます。
『NEVADA 1880s』と『BARNYARD c.1890 501XX』は先にケースに入れられていたようです。
このケースに入れる儀式には、列の先頭から10名までは店内でそれを見学できましたが、私はギリギリアウトだったため店外からその様子を見学です。

会場内は10名程度が入ったところで入場規制をかけて、見学者が2階にノベルティをもらいに上がって人が少なくなってきたらその分並んでいる人を入れる方法で人を捌いていました。
で、いよいよ私も入場です。


【XX c.1879】


世界最古のジーンズXX c.1879です。
何と15万ドルの値段が付くそうです。
実は展示されている3品の中で一番程度がいいので、なんかありがたみが半減したような、でもこのような素晴らしい程度で残ってくれていてありがとうというような複雑な心境です。色落ちも素晴らしいです。
右足に写り込んでいるアーキュエイトのようなものは、天井の照明です。

ちなみにこのケースには防犯センサーが付いていて、上面のガラスに近付き過ぎるとセンサーが発報します。
ですので、天井の照明が写り込まないよう接写を試みると思いっきり発報してくれます。






【NEVADA 1880s】

これが通称ネヴァダジーンズと呼ばれているNEVADA 1880sです。
1980年にネヴァダ州の鉱山都市で発見され、2001年にイーベイのオークションにかけられていたものをリーバイスが46,521ドルで落札したのは有名な話。実際のディテールをみると501の直系に当たるモデルではなく、別のワークパンツだろうとのことだが、これもまたボロ雑巾ではない状態で残っていた貴重な1本であることに間違いはないでしょう。右足のT字型の破れがネヴァダの特徴ですね。







【BARNYARD c.1890 501XX】

1890年ごろに品番統制のために初めて501のロットナンバーが付けられたモデル。
BARNYARDの名前の由来は、カリフォルニア州郊外の廃屋で発見された際、長期にわたる日焼けをして釘を打ちつけられたドアに掛っていたことによるとのこと。








満足するほど見学してから店外に出ると、既に行列はありませんでした。



【ノベルティ】



いただいたノベルティは、4GBのUSBメモリーでした。
これは嬉しいノベルティです!
今もガッツリ使っています。



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