韓国


 平成7年頃にスキーをしに行ったのですが、自由時間にソウル市内の2ヵ所を情報も当ても無く捜し求めました。

 明洞(ミョンドン)は全体的に日本人相手にぼったくってやろうと言う傾向の強い町でした。どこのお店でも日本語のしゃべることの出来る店員がいるし、売り方もえげつなかった。
 まず、2倍、3倍の値段を吹っ掛けられてそこから値切り交渉をはじめるのですが、私はそういう駆け引き的なものが嫌いなので、最初から言われた値の半額以下で「これなら買ってもいいな」と思う値段を提示して、これでなければ絶対買わないと意思表示をします。そうすると相手が「そんな値段ではうちが倒産するよ」みたいなお決まりの冗談を言いながら折衷案的な値段を提示するのですが、それでも結構高い。

 そこでまた値引交渉が始まるのですが、ここで注意しておきたい事があります。店員が2人以上いる店だと、いつのまにか交渉している店員以外は、出口付近で何気なく陳列整理したりしていて出口をふさいでいたりするのです。私の経験では、どうしても私の提示した値段では売らないと店員が言うので帰ろうとしたら、2人の店員が出口で私を店の中へ押し戻そうとしたのでちょっとしたもみ合いになりました。でも、明洞は日本人の結構多いところなので、日本語で大声出していれば店員も商売にかかわるのであきらめます。(店が歩道に面している場合に限ります。裏路地や地下だとこうはいかないと思います。)店員が一人しかいないお店でも、買わない意思を示したとたんに態度が豹変して「ここまでやったのになぜ買わないんだ。」とか「いくらなら買うんだ。」など、言い方も脅したり、情に訴えたり、まとわりついてきたりで結構アコギです。なるべくなら興味の無いお店には行かない方がいいと思いました。食事もちゃんと旅行ガイドを調べて目的地を決めておかないと、調子のいい客引きに連れて行かれて高い食事をする羽目になります。

 なお、デパートとか高級ブティックなんかではこういう事はなかったことを付け加えておきます。

 それと私はケンタッキーフライドチキンファンで各国のケンタッキーの肉を食べ歩いているんですが韓国のケンタッキーの鶏肉はパサついていておいしくなかったです。(オリジナルなのにちょっと辛かったような気もする)


 南大門(ナムデムン)は、露天商がいっぱいあって値段も結構安い。でも、ジーンズ関係は偽物が多い。私の見た限りでは500円くらいで売られているものはみんな偽物だった。ヴィンテージ物は見つけることが出来なかった。ここは日本語の出来る人も余りなく、質の悪いボッタクリにも会わなかった。おそらく明洞での事を教訓にして、そういうお店に行かなかったためだと思いますが。



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