ロケッツ　０００２ＸＸ

　このジーンズは名古屋に拠点を置くロケッツのオリジナルジーンズのうちのＸＸタイプです！ショップオリジナルの私が最も好きなところはそのショップのオーナーや企画をした方の意気込みがダイレクトに伝わってくるところです！こだわりがあればあるど、それを語ってくれる熱い店員さん（もしくはオーナー直々）が居るほどにそのショップのオリジナルジーンズが好きになってきます！意識的にそのこだわりの部分を気にしながら穿いてしまいますし！まだ噂に名高いロケッツの加藤オーナーには直でお話を伺った事は無いのですが、このジーンズに対するこだわりについては、加藤オーナーから直々にお話を聞いた葉月さんより熱ぅ～く聞かされていますので、そんな話も加味されて愛着のある１本にこれからなっていくと思います！

　ちなみにこれを買うに当たっては、春に名古屋に行った際に立ち寄ったロケッツで超気になったものの、その後にまだ控える名古屋ショップ巡り（初めての名古屋、そして名古屋で最初に寄ったショップだったために財布の紐絞め過ぎていました）や、アメ村散策、繊維祭のためにお金を取っておこうと思ってしまい買わずにいて、全行程終了後に葉月さんにお願いしてロケッツで買ってきていただきました！

　これの第一の特徴として葉月さんから受けた猛毒買い電波は生地でした！某ブランドのデニム生地を再現すべく作られたその生地をぜひＸＸモデルで穿いてみたいとの欲望に負けて、ついつい買ってしまいました！
　
　２００２年の穿き込みサブジーンズ３本柱の１本としてメイン穿きが洗濯中の時や平日仕事帰りのちょっとした時間にジーンズを穿く時に他の２本とローテーションで活躍しています！

写　　　　　　　　　　　　　　真	備　　　　　　　　　　　　　　考
	○全体図　穿いた感じは普通の太さのＸＸタイプのシルエットです！ただし裾はやや太めですのでブーツの収まりがいいです！　あと目の詰まった生地なんですが、生地が薄く感じると言うか軽く感じます。フルカウントほどではありませんが軽く柔らかめの生地ですので穿いてて楽だと思います。　股上は普通の股上で、腿やヒップの普通の太さから違和感無くすんなり穿けるジーンズだと思います。　染めは濃いです！黒に近い紺です！染めの濃いジーンズの好きな私としてはメイン穿きにしてもいいくらいのジーンズだと思います！
	○パッチ　何の革を使っているのかちょっとわからないですが洗濯後は激しく皺皺になりました！厚みも結構あります！　縫製は１周回る５０１革パッチオリジナル同様の縫い方ですが、上の部分のステッチが1周した後も最初に縫われた穴を狙って縫われているところが縫製しっかりやってるなぁ～と感心しちゃいました！
	○フラッシャー　そう言えばアップしてから空欄にしていたこのスペースですが、アップ後にありがたくも葉月さんからフラッシャーについての書き込みがあったのでそのまま転載ッス！虎ヒゲ　投稿者：葉月　投稿日： 2月11日(月)18時05分40秒今晩は、てつさん。ロケッツの０２番拝見しましたよ～ところで何故フラッツシャーの柄が虎かと言うと、ジーンズの腰のヒゲが虎のヒゲのようだから虎髭とあちらでは言うらしいのでそこからネタ取りしたそうです。なおフラッシャーの解説英文は社長曰くデタラメ英語だそうです（笑）。ちなみのその後の虎ひげの言い方ですが、「タイガーマスタッチ」だとの葉月さんからの書き込みもありましたことを添えておくッス！
	○タブ　Ｖ’ＥＮＵＳの刺繍の入った片面タブです。糊落しの段階ですでに丸まってきました！
	○バックポケット　若干丸みのある形のバックポケット。　アーキュエイトステッチは上の糸がオレンジ、下の糸がイエローで縫われている。　バックポケット口はもちろんシングルステッチである。口の部分が他の部分に比べてやや固めの感触がします。
	○センターベルトループ　センターベルトループは真中にセットされている。中心が盛り上がっている所謂アタリの出やすいタイプのベルトループです。
	○腰裏のステッチ　腰裏の上はシングルステッチです。
	○コインポケット　横幅は普通ですが、深さが標準よりも深めなコインポケットです。キツキツに穿いてＺＩＰＰＯなんか入れたら取り出しにくいかもしれませんが、とりあえずゆとりがあるので私はＺＩＰＰＯの出し入れにそんなに難は無いッス！　耳つきのコインポケット裏です。
	○リベット　ロケッツオリジナルの打ち抜きリベットを使っています！作られてから時間がたっているのかリベットはいい感じにくすんでいます！
	○隠しリベット　隠しリベットもロケッツオリジナルの刻印の平たいタイプのリベットが付けられている。
	○トップボタン　トップボタンはどちらかと言うと白っぽく見える鉄製のボタンを使用している。（磁石付け確認）この白い粉のように見えるものは使用していくうちに擦れて、その後渋い艶が出てきそうです。　刻印の太さが、ボタンの彫りの浅さをカバーするほど彫りが深そうに見える作りになっています。
	○セルビッチ　やや中心よりな位置に赤い糸の耳が付く赤耳です。この赤耳は穿きこんで洗っていくうちに薄くなってピンク色になります。　幅は太いところで1．7ｃｍ、細いところで１．４ｃｍでしたが、平均して１．６ｃｍ幅の均一さを保っている耳幅です。
	○裏から見る生地　染めは濃いです！真っ紺というよりもやや黒みがかっています！　粒感やザラ感は少ないものの、裏から見ると緯糸経糸ともにムラ糸を使っていて弱めまい系生地になっています！ちなみにこの生地がお手本にした生地を照らし合わせてみると、緯糸の色に若干の違いがあるだけでなかなか似通った打ち込み本数＆雰囲気でした！　洗濯後の表面の触り心地はフラットめのしっとりした感じですが、裏から見てみるとややめまい系がはいっているし、ここからそのブランドのジーンズも特徴ある縦落ち、色落ちをするのでとても楽しみです！