盗難経験者の報告


 このコーナーでは実際に盗難に遭った方からの報告を元に、この場合の盗難防止方法についてを考えてみたい。

 皆様の体験も随時募集中です。
1.盗まれた、または未遂の月日。
2.どのような状況で盗まれたか。
3.その場所(少なくとも○○県○○市まで)
4.その時の盗まれた本人の反省点
  を、記入してメールください。

 皆さんでより良い予防方法を考えていきましょう。
 また、こんな予防方法もあると言うアイデアがあればメールで教えてください。随時掲載させていただきます。
○ケースその1(フリーマーケットで盗難に遭った私のケース)
 平成9年12月頃に所沢航空記念公園のフリーマーケットに出店した時の事です。
 今思えば、一人で出店したのも悪かったと思います。
 キャンセル待ちをしていたので出店が少し遅くなり慌ててた事も手伝って、出店の際に箱の中から全部ぶちまけて商品を広げてしまいました。
 出店開始時間が10時30分。ぶちまけた時には私のブースは黒山の人だかりとなり、質問の応対、買ってくれた人との金銭の授受に忙しく、商品管理がおろそかになってしまっていました。波が去り商品を奇麗にならべようとした時に、ジーンズが1本無くなっている事に気付きました。どの時点で盗まれたか全く解らずに、とりあえず主催団体のテントに行き、盗難に遭った旨伝えたのですが、そこでは何が盗まれたのか書くだけで、警察には自分で被害届を出すようにと言われて、被害届を出すために高い出店料を払ったにもかかわらずわずか1時間足らずで店じまい。
 そして警察に行って被害届を出したんですが、まったくのお役所仕事的で、警官の面倒臭そうな扱いを受けました。現場検証とか言うものは全くなし。警察は当てにならないと思いました。

☆このケースの盗難予防方法
 まず一人での出店は避けたほうが良い。
 やむを得ず一人での出店の時も、売り上げを急ぐあまりに商品を1度に出すのではなく、徐々に小出しに陳列していく方法を取ったほうが良い。(これは複数で出店する場合でもお客をさばくのに苦労するような場合はこうした方がよい。)
 商品を見ているお客から注意をそらさないほうが良い。お客が何列にもなっていて、2列目3列目のお客が商品を手にとっている時は更なる細心の注意が必要になる。
○ケースその2(コインランドリーで盗難に遭ったTAKAYA氏のケース)
 平成12年2月19日(土)18:05〜18:25の間に、愛知県名古屋市緑区滝の水にある、「コインランドリー滝の水」7台中真ん中の機械で乾燥中。殆ど乾いてない内に、扉を開けられ持っていかれた。
 戻ったときには空になった乾燥機がむなしく回転してました。
 目の前にある本屋に、ほんのちょっとと思ってジーンズの本を探しに行ったのが失敗だった。
まさかこんな短時間で、しかも人通りの多い時間帯に盗まれるとは思っても見なかった。

☆このケースの盗難予防方法
 この場合、あらかじめ狙われての盗難の可能性も高い。
 こういう公共の施設の場合、1番の予防方法はつきっきりになっているのが望ましい。
 TAKAYA氏も警察はあまり当てにならなかったとBBSにカキコしているように、警視庁24時のような熱心な仕事はしてくれないのが実情である。メディアにのるような事件だけ必死にアピールするがごとく熱心にやって、こういう生活に根ざした事件にはあまり当てにならない警察は何のためにあるのか本当に腹立たしい。
 運悪く盗難に遭った場合、監視カメラがあるコインランドリーなら管理者に話をして警察に連絡を取ってもらうのが理想ではないだろうか。
○ケースその3(バイト先の更衣室で盗難に遭ったマサ氏のケース)
 ある日突然、僕のデニムジャケットが無くなりました。毎日、着続け育てた1年と5ヶ月間、苦楽を共にした証に僕は、袖を通すことが出来ません。いま、何処でどの様になっているのか・・・
 詳しい経緯を説明すると、それは、僕が割と長くやっていたバイトを辞める日に起こりました。
 そのバイト先には3年近く行ってたので、皆と仲も良くて・・・彼らは関わっていないと確信しています。

 では、誰が?

 その頃は新人が多く入ってくる時期で、1回で来なくなったり、1週間で辞めてしまう人など、とにかくレギュラー以外の人間が多く出入りしてました。そのうちの一人が、僕が辞める1週間ほど前に入って来たのですが、彼もレプリカジーンズを履いており、彼とはその話で何度か盛り上がりました。そして僕のバイト最終日、彼は僕より早く帰り、僕が帰る頃にはロッカーに掛けてあったジャケットが無くなっていたのです。
 彼も含めて、その日に入っていたバイト全員にジャケットの事ついて聞いたのですが、その日は何の情報も得られずに現在に至っています。その後、彼はバイトを辞めたそうです。
 複数の条件を整理して考えると、犯行は新人の彼がやった、と言うのが一番濃厚なのですが、確実な証拠もないので追及は出来ません。もちろん他の人も考えられますが、その可能性は非常に低いです。

 いつもは狭いロッカーに荷物ごと服を押し込んでいたのですが、その日はジャケットをロッカールーム内のハンガーに掛けたままでした。もちろん、そんな事はそれまで幾度もありましたが、一日でいなくなる新人や、面識が無い人も多く出入りする時期なのに、大事なジャケットをロッカーに押し込まなかった自分が不注意だったと後悔しています。

 今でも犯人は許せませんが、そう考えていると何でも腹が立って仕方がないので、「自分にも落ち度があったんだ」と今は納得しています。実際、ロッカーに押し込んでいれば盗まれなかったかもしれません。大事な物ならば、もっと普段から注意を払うべきだったのです。その思いから、自分の事ながら無くなってみて初めてあのジャケットはとても大切な物だったのだと気付きました。

 今でも思い出すとかなり頭に来るのですが、色々考えていると、結局自分が不甲斐なくなるので今は、「これからは気を付けよう!」と肝に命じています。
 ノンウォッシュから育てるデニムはとても楽しいものです。あのジャケットの”着じわ”を見れば、今でも自分の物かどうか判断出来ると思えるほど大事に育てていました。その大事な時間を共にしたジャケットを無防備にハンガー掛けていた自分もやはりいけなかった、と反省しています。
 その出来事から4ヶ月後に新しいデニムジャケットを購入しましたが、今は、あの頃のように毎日着られる訳でもなく、早く結果が現れるか解 りませんが、気長に大事に育てていこうと思っています。皆さん、くれぐれもデニムは大事に育てて下さい。たかが洋服ですが、無くした時にどれくらい大事にしていたか、本当に判ります。大切な服を奪われたくなければ、ちょっとした注意を払えば良いのです。

☆このケースの盗難予防方法
 このいう仕事場等の更衣室のような場所での保管は、ずっと見張っているわけにいかないので、盗難防止を確実に行ったほうが良いと言う教訓になる。
 私なんかは、服は家だと無造作に掛けておいたりするものですからちょっと注意かもしれない。私と同じような習慣がついている人は、このような事がおきやすいので他人事と思わずに注意してほしい。
 これは気心知れた人達ばかりの職場でも同様に注意しなくてはいけないです。この人は大丈夫と思う信頼関係も大切な事ですが、盗難されて嫌な思いをするくらいなら、保管は確実に行ったほうがよい。(別にロッカーに自分の服を入れるくらいなんだから、それを見た他人が「俺が盗むと思っているのか」なんて事は、常識的にまず考えないでしょう)
 この場合も自己管理が第一と言う事になる。盗難防止の第一歩は自分で守ると言う意識からです。


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