Ｊｏｅ　ＭｃＣＯＹ　Ｓ２０２ジョー・マッコイ

　襟元や裾に現在のカバーオールとは全く違う形を見ることができますが、まだカバーオールの形が確立されていない３０年代のモデルをレプリカしたカバーオールです。ですから襟元にはトラウザーズジャケットの名残りがあったりします。当時こんな派手なカラーリングのカバーオールがあったのかと考えたりもしますが、私はこのチンドン屋的なカラーリングがとっても気に入っています。なぜか保育園の子供達のウケも良いので、主な出動機会は、真冬に中にパーカー着て子供と外出する事です。我が家にある育児系アウターは、このカバーオールとクッシュマンの熊ジャンです。両方ともそれぞれに子供受けするディテール満載です。
　このカバーオールはアメ横の某お店で購入したのですが、その購入の際の店員さんの薦め方が泣かせました。『今これプレミア付いていましてね～、ネットオークションでこのあいだプラス２万で落ちてましたよ。』ですって･･･。転売目的で買おうとしているんじゃないっつーの･･･。どう言うセールストークなんでしょう･･･（涙）。なかなか印象に残る購入記でした。


○全体図　中にパーカーを着込めるくらい大きめを買ったのでシルエット云々は何とも言えませんが、とにかくこの赤のストライプがお気に入りになっています。カバーオールなんて私は殆ど興味が無いし娘と遊ぶ時にしか着ないアイテムなので、動きやすけりゃそれで良しって感じです。（って、こんな事かいてるとカバーオールが好きな人に怒られそうですが･･･）
	○パッチ　ゴージャスささえ漂うような革パッチです。パッチフェチとしてこのデザイン良いなぁ～と本気で思います。　パッチ直上部にフック掛けが付いていますが、大きさ的に使い勝手が良いですし、リベットを使っているので強度も十分です。　また、襟首部分の表にリベットが見えるのも、意外とアクセントになっていて良い感じです。
	○襟元　一応襟首までボタンはあるのですが、私はこのように第一ボタンは完全に無かったかのように着ています。
	○ポケット　画像上の胸ポケットも画像下のハンドポケットも形は殆ど変わりありませんが、二回りほどハンドポケットの方が大きいです。ただし、このハンドポケットも手を突っ込むと結構窮屈です。
	○ボタン　オリジナルの鉄製ボタンが使われています。
	○リベット　オスの頭を潰したオールドスタイルの銅リベットが使われています。裏側の革によるリベットの縁で生地を痛めないようにする押さえもオールドチックで良いです。
	○袖　１ボタンで開閉式ですが、袖口も大きいので開いた事はありません。　袖のボタンはフロントボタンに比べて一回り小さい鉄製ボタンです。
	○生地　派手なストライプでカミサンがはじめて見た時は「なにこれ・・・」と絶句しておりました。今では子供受けが良いと言う理由だけでカミサンも満足している一品です。あ～怒られなくて良いアイテムは、着て外出する際にストレスがなくて良いです。（笑）